格闘技徒然草

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UFC on ESPN+87:第7試合・ドリュー・ドーバー vs. リッキー・グレン

ライト級。

ハードパンチャーのドーバー。前戦まで3試合連続KO勝ちでランキングにも入っており、メインに登場するボビー・グリーンにも打撃で劣勢ながら、一発で逆転KO勝ち。しかし前回はUFC4勝3敗で2連続KO勝ち中だったマット・フレボラ相手に、グリーン戦とは逆に打撃でリードしていた展開から右フック一発でダウンを奪われ逆転KO負け。ランキングからも外れている。34歳。

グレンは元WSOFフェザー級王者。UFCでもしばらくフェザーで戦っていたが、体重オーバーを機に階級を上げて、ここまで1勝1敗1分け。メインに登場するUFC9戦無敗のグラント・ドーソンとも対戦しており、2Rまでテイクダウンされ劣勢だった展開から、3Rにタックルを切ると、引き込んだドーソンにパウンドのラッシュとダースチョークでフィニッシュ直前まで攻め込み、ジャッジ2者が10-8としてドロー。ドーソンがUFCで勝てない初めての相手となった。ドーバーとは昨年3月に一度対戦が組まれたが、グレンが負傷欠場している。34歳。

メインに出場する選手に勝った者 vs. 引き分けた者の対戦。

パンチ・カーフキックで出ていくドーバー。圧を掛けていく。ケージ際まで下がったグレンにパンチを打ち込むと効いた。引き込んだグレン。ドーバー付き合わず離れる。またパンチで出るドーバー。ケージを背負ったお所で左がヒットしダウン気味に引き込んだグレン。ドーバー上からパウンドを落とす。手で阻むのが精一杯のグレン。パスしつつ顔面にパウンドの連打がヒットしたところでレフェリー止めた。

やはり倒す力があるドーバー。序盤からプレッシャーをかけてグレンを飲み込んだ。