ウスマン・ヌルマゴメドフがBellator300の試合前に行われたドラッグテストで禁止薬物が検出され、ブレント・プリムス戦はノーコンテストに変更の上、6ヶ月の出場停止処分。これにより、すでに決勝進出を決めていたライト級GPは欠場となり、決勝にはブレント・プリムスが進出する。王座は剥奪となる見込み。
検出された薬物については、カリフォルニア州の医療情報機密保持法により非公開だが、ウスマンは医師に処方された治療目的のものであることを主張し、証拠を提出している。しかし、事前の治療使用目的の免除申請を行っておらず、事後の申請を要望したものの、コミッションから拒否されている。
追記:ウスマンのマネジャーのアリ・アブデルアジズは、検出された薬物はパフォーマンスを向上させるものではなく、ウスマンはプレリムとリマッチを行い、トーナメントに戻ると主張している。Bellatorのスコット・コーカーは今回の件についてのコメントを求められたものの、現時点では未回答となっている。
追記2:Bellatorのマイク・コーガンは、Instagramでドーピングではないので王座剥奪はしない旨を宣言し、プリムスとの再戦を行うことを示唆した。