格闘技徒然草

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UFC on ESPN+90:第1試合・チャールズ・ジョンソン vs. ハファエル・エステバム

フライ級だったが、エステバムが2ポンドオーバー。キャッチウェイトに。

LFAフライ級暫定王者ジョンソン。UFCではここまで2勝3敗。LFAでは堀内佑馬に微妙な反則減点に助けられ判定勝ち。今年は寝技師ジミー・フリックをパウンドアウトしてKO勝ちしたが、2月と4月に判定負けで連敗。今年4戦目となる。32歳。

ノヴァウニオンエステバムは昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利してUFCと契約。バックボーンは柔術で、テイクダウンしてからのパウンドが武器。4月にUFCデビュー予定だったが相手の欠場で消滅。5月に再度組まれたが、今度は減量による体調不良で欠場となった。3度目の正直の今回はまたも体重オーバー。事前のインタビューで体重は落ちていると言っていたが…。戦績11戦全勝の27歳。

エステバムがミドルを蹴りながら出ていく。タックル。四つでケージに押し込んでクラッチ。小手に巻いて払い腰で投げた。ジョンソンはバタフライガード。そこから立とうとするが、立ち際にバックを取ったエステバム。スタンドでハーフバック。正対したジョンソン。ダブルアンダーフックでクラッチ。しかしまた小手から投げたエステバム。背中を向けたジョンソンからバックマウント。ローリングして逃れようとしたジョンソンだがバックマウント。反転するジョンソンだがエステバムは上をキープしマウント。肘。ジョンソンハーフに戻す。残り1分。またローリングするジョンソンだがエステバムバックマウントに。ホーン。

1Rエステバム。

2R。エステバム開始と同時にレッグダイブ。シングルレッグで膝を着かせたが、差し返したジョンソン。しかし足をかけてテイクダウン。またすぐに背中についてバックマウント。背負って立ったジョンソンだが、後方に倒れて仰向けで四の字バック。パームトゥパームで絞めるが防いでジョンソン。なおもチョークを狙うエステバム。足のロックから外そうとするジョンソンだが、エステバムは四の字ロックを左右に切り替えて向き直らせない。しかし亀になって足のロックが外れたところで前に落としたジョンソン。立ってスタンド。スタンドでもプレスするエステバム。ケージを背負ったところでタックルへ。残り1分。スタンドバックに回るエステバム。正対したジョンソン。離れた。ミドル。ワンツー。ボディ。エステバムのタックルを切ってパンチを入れる。しかしジョンソンがスリップしたところでエステバムまたタックル。ケージに押し込む。ホーン。

2Rエステバム。

3R。いきなりパンチ・蹴りでラッシュするジョンソン。ケージに詰めてボディ。エステバムタックル。切ったジョンソンだが、すぐにドライブして組み付いた。だが引き剥がしたジョンソン。またケージに詰めてボディ。顔面にパンチ。エステバム減量失敗もあってスタミナが切れたか。タックルも読まれている。投げを狙ったがスッポ抜ける。またタックル。しがみついてケージに押し込むエステバム。ダブルレッグ。こらえるジョンソン。ブレイクがかかる。また打撃で出るジョンソン。エステバム、疲れからか棒立ち。詰めてボディ。エステバムケージ際をサークリング。またタックル。止めて首相撲から膝を入れるジョンソン。ケージに詰めてラッシュするジョンソン。ジョンソンせめて10-8になるくらいに圧倒しないといけない。残り1分。パンチで攻めるジョンソンにエステバムは完全に手が止まり逃げ切ろうとしている。タックル。残り15秒でバックに回ったエステバム。ジョンソンは前転してスクランブルから足関を狙ったがタイムアップ。

三者29-28でエステバム勝利。

2Rまでは組みの強さを見せたが、スタミナ切れした3Rはタックルも9割切られ、打撃でかなり追い込まれた。連続での計量失敗もあり、今後に不安が残る。

ジョンソンは3連敗で去就が微妙に。