格闘技徒然草

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PFL2023#10:第4試合・ガブリエル・ブラガ vs. ヘスス・ピネド

フェザー級勝戦5分5R。メジャーイベントでは無名の存在同士の決勝戦で、決勝ながら唯一のプレリム枠。

今年のチャレンジャーシリーズから勝ち上がったブラガ。リーグ初戦でピネドにスプリット判定勝ち、2戦目は元WSOF王者・UFCタイトル挑戦者のマルロン・モラエスをKOし引退に追い込んだ。準決勝は一昨年のファイナリスト・クリス・ウェイドに判定勝ち。キャリア12戦全勝の25歳。父親もMMAファイターで、Bellatorフェザー級王者パトリシオの元チームメイト。パトリシオも子供の頃からブラガのことを知っているとのこと。

UFCを1勝1敗でリリースされたペルーのピネド。初戦でブラガに敗れた後、2戦目は昨年優勝のラウネーンにKO勝ちして滑り込みで決勝トーナメント進出。準決勝は昨年準優勝のバッバ・ジェンキンスに2RKO勝ちで、2試合連続のビッグアップセット勝利を演じて決勝進出。22勝6敗1分けの27歳。

勝者はBellatorフェザー級王者パトリシオ・ピットブルとPFL vs. Bellatorイベントで対戦の可能性があるかもしれない(対抗戦に出るのは来年の王者かもしれないが)。

蹴りで牽制する両者。ブラガカーフ。お互い牽制の打撃が続く。右を当てたブラガ。ピネドのパンチはブロッキング。ブラガのカーフで足が流れたピネド。残り1分。ワンツーを入れたブラガ。ピネドは右ボディ。残りわずかでブラガの蹴りをキャッチしたピネドが、その体勢のままパンチ連打を打ち込む。スクランブルで切ろうとしたブラガにパウンド。ゴング。

1R僅差だったが、最後の印象でピネド。

2R。ブラガがプレスしていく。ケージ際をサークリングしながらパンチを打ち込むピネド。パンチはブロッキングするブラガだが、そこから膝をヒットさせる。ミドルを入れたブラガだが、ピネドが左右のパンチで出る。関節蹴り。詰めてきたブラガにパンチの連打から前蹴りをヒット。しかしカーフを蹴られてスイッチしたピネド。ピネド飛び膝。ゴング。

2Rは微妙。

3R。また詰めていくブラガ。ピネドが出たところに右フックを合わせたが、ピネドの左とブラガの右が相打ちになったが、ブラガ効いた!ケージまで下がったブラガに飛び膝で接近したピネドがパンチのラッシュ!ガードを固めてしのごうとするブラガだが、右をもらってぐらついたところで、レフェリーのフェルナンド・ヤマザキがストップ。ストップに抗議するブラガだが後の祭り。

ピネドがブラガにリベンジして100万ドル獲得。