格闘技徒然草

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PANCRASE341:第7試合・杉山しずか vs. ライカ

女子フライ級。ライカ2位。

パンクラス初参戦となる杉山。禅道会空手から格闘技を始め、2008年のJEWELS旗揚げ戦でプロデビューし、以降常連選手となる。2014年に初代ミドル級(現バンタム級)王座決定戦で端と対戦するが3RKO負け。その年の大晦日にライカと対戦し、1R腕十字で勝利している。結婚・出産を経て2017年より選手に復帰し、JEWELSでは連勝していたが、RIZINでは渡辺華奈と2度対戦し2連敗。2022年、JEWELSフライ級GPに出場すると、決勝で中井りんに1R腕十字で敗れて王座獲得ならず。それ以来約2年ぶりの試合となる。37歳。

元ボクシング世界王者のライカだが、最近はすっかり組んでテイクダウンから攻める選手になっている。昨年はプロデビュー戦の渡邉史佳相手にパンチで互角の展開となり、3Rにテイクダウンを奪われたがライカが上を取り返しスプリットの判定勝ち。7月はプロレスラーのナギに1RKO勝ち。12月にストローから上げてきた重田と対戦したが、テイクダウンから攻められる展開で判定負けしている。49歳。

杉山左をヒット。タックルを狙ったがライカ切った。杉山シングルレッグ。切ったライカ。左を入れた杉山。また飛び込むとダブルレッグに。テイクダウン。ライカケージに上半身を預けて立った。しかしまた崩してテイクダウン。バックについた。うどぉ掴んでいるライカだが亀になるライカ。立った。しかしまたテイクダウンした杉山。ライカハーフバックにして殴る。バックから引き込んでハーフバックに。ホーン。

1R三者杉山。

2R。ライカパンチで出る。杉山の左がヒット。またタックル。止めたライカだが杉山肘を入れて離れる。ワンツーを入れる杉山。出てきたライカにシングルレッグ。テイクダウン。また背中を向けたライカをバックからコントロール。殴るとライカ立ってスタンドバック。正対しようとしたライカだが杉山がタックルでテイクダウン。バックから鉄槌。ライカが立ったところですぐに後ろに倒してテイクダウン。ライカ立ったが立ち際に左ハイ。さらに右ハイ。そしてタックルへ。テイクダウン。杉山またバックからパウンド。ライカ立ったがホーン。

2R三者杉山。

3R。杉山シングルレッグでテイクダウン。またバックコントロールクラッチを切ろうとするライカだが投げられて寝かされた。ダースチョークを狙ったがライカ立って外す。しかし立ち際にすぐタックルで倒す杉山。コントロールし続ける。逃げられないライカ。パウンドを入れる。ライカ龍もすぐに倒される。下から蹴って立とうとするライカだが上から押さえ込まれた。立って最後にパンチで出たがタイムアップ。

三者フルマークで杉山勝利。次はメインの勝者とのタイトル戦か。