格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFN72:オッズ/予想と展望

マイケル・ビスピン 1.87
ターレス・レイチ 1.95

ロス・ピアソン 1.44
エヴァン・ダナム 2.85

ジョセフ・ダフィー 1.13
イヴァン・ジョルジ 6.50

ジョアン・カルダーウッド 1.29
コートニー・ケイシー 3.90

レオン・エドワーズ 1.38
パウエル・パウラク 3.20

スティーブン・レイ 1.50
レオナルド・マフラ 2.70

パトリック・ホロハン 1.54
ヴォーン・リー 2.60

イリル・ラティフィ 1.42
ハンス・ストリンガー 3.00

ミカエル・リブー 2.05
ティーム・パッカラン 1.80

ロバート・ホワイトフォード 1.69
ポール・レッドモンド 2.25

マーカス・ブリメージ 2.05
ジミー・リベラ 1.80

ダニエル・オミランチョク 1.67
クリス・デラロチャ 2.30

8日間で4大会開催のラストとなるのはUFC初のスコットランド大会。
メインはミドル級ランキング9位ビスピン vs. 10位レイチ。地元U.K.のビスピンは、一時タイトル挑戦直前まで行ったが、ここ数年ですっかり中堅ファイターのポジションに落ち着いた。前回も一つ下のランカーだったCBダラウェイと対戦し、1Rダウンを奪われたが、2R以降に打撃で巻き返し判定勝ち。まだタイトル挑戦は諦めていないとコメントしたものの、すでに36歳。もう足踏みは許されない。
相手のレイチは地味すぎてUFCをリリースされてから、4年の下積みを経て再契約すると5連勝。当初は相変わらず地味な戦いぶりだったが、ここ最近は連続KO・一本勝ち。前回はティム・ボッシュに打ち合いを挑んで劣勢だったが、得意の寝技に持ち込んで肩固めで落とした。ランカークラスのストライカーにはさすがに苦戦するが、それでも打ち合えるようになったことで寝技に持ち込めるようになっている。
ビスピンは最近打撃でも後れを取る場面が出てきており、レイチの打撃に苦戦するようだと寝技の対処がおろそかになりレイチペースにはまる可能性がある。最近のレイチは長期戦の実績があまりないが、タックルを切って後半勝負になればレイチのスタミナがどれだけ残っているかがポイントになりそう。
ビスピン判定勝ちと予想。
ランカーを差し置いてセミ前で組まれているのがUFC2戦目のジョセフ・ダフィー。マクレガーと同じくアイルランド・ダブリンの選手(所属は別)で、3月のUFC185では1RKOでUFCデビューを飾った。もともと2010年のTUF12に参加し、ハウス入り予選マッチで敗退している。その後、ケージウォーリァーズでで公式戦で初黒星を喫すると、2012年からはボクシングに転向し7戦全勝(2KO)の成績を残した。昨年から再びMMAに復帰し、2連勝でUFCと契約。
ダフィーはマクレガーを最後に下した選手ということで注目されている。2010年にライト級時代のマクレガーと対戦し、肩固めで秒殺勝利。しかしながら、5年も前ではあまり参考にならない気もする。実際、TUFでダフィーに勝ったカイル・ワトソンや、CWFCで勝ったイヴァン・ムサラドも特に実績は残していない。
オッズでは今大会一番の大差でフェバリットに。相手のイヴァン・バッチマン・ジョルジは前座クラスの選手ではあるが、UFC2勝1敗で、ここまで大差がつくほどの差があるかはまだ未知数。しかし、それだけ期待されているということだろうから注目したい。
18日午後11時開始。速報します。