格闘技徒然草

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PFL2024#3:第5試合・ティムール・シズリエフ vs. ブレット・ジョーンズ

フェザー級

ダゲスタン出身のシズリエフはBellator最終ランキング5位。2022年にBellatorデビューしてから3連勝。キャリアでも14戦全勝。Bellator終盤のデビューのため王者クラスとの対戦は間に合わなかったが、まだ底が見えない。ダークホース的存在。28歳。

ジョーンズは2016年からUFC参戦。バンタム級を主戦場に5勝2敗の戦績を残したが、契約満了後に再契約を選択せずFA。2021年からBellatorに参戦し、初戦はダニー・サバテーロに判定負けしたが、その後2連勝した。しかしこちらも契約満了後にFAとなり、昨年12月にはフェザー級に上げてPFLヨーロッパで3RKO勝ち。UFCでもBellatorでも勝ち越している(バンタム級だが)。32歳。

右を打ち込んだシズリエフ。首相撲からヒザ。クリンチアッパー連打。離れた。組んでいくシズリエフ。ケージに押し込んだ。ヒザ。ボディロックからサバ折りテイクダウン。ハーフ。ジョーンズ体を起こしてケージを使い寝かされないように耐えている。パウンド。ガードに戻したジョーンズ。シズリエフは体を起こして強いパウンドを打ち込む。レッスルアップしてタックルに入るジョーンズ。シングルレッグ。テイクダウン。が、シズリエフがオモプラッタ。立ってスタンドに。シズリエフアッパー。左ボディ。打撃戦。残り15秒でタックルに入るジョーンズ。ケージに押し込んでパンチを入れる。ゴング。

1Rシズリエフ。

2R。シズリエフがパンチを出していく。ジョーンズも打ち返す。首相撲になりヒザを出したがシズリエフがパンチを打ち込む。ジョーンズタックル。切って上になるシズリエフ。ケージを使って立ったジョーンズ。シズリエフワンツーから飛び膝。ディフェンスしてタックルに入ったジョーンズだが切られた。アッパーを入れたジョーンズ。シズリエフも右を返す。打撃戦は五分。ジョーンズ打撃からタックルでテイクダウン!バックに回ってチョークを狙う。しかし足のフックを許さず上を取り返したシズリエフ。またケージを使い立つジョーンズ。シズリエフがシングルレッグを狙うとギロチンに抱える。両者放した。シズリエフ離れたが、すぐまたダブルレッグに。ヒザの打ち合い。離れたシズリエフ。ゴング。

2Rシズリエフ。ジョーンズもテイクダウンを奪うなど、組みでけっこう善戦している。

3R。ジョーンズがパンチからタックル。一瞬膝を着いたシズリエフだがケージでこらえる。払腰で投げたシズリエフ。ジョーンズのガードに。密着したままコツコツ殴りつつパスを狙うシズリエフ。ハーフにしたシズリエフだが、ジョーンズ体を起こしてケージに上半身を預ける。シズリエフはボディロックして立てないように固定。レッグマウントに。ジョーンズが立とうとするところでダブルレッグで両足を束ねて立たせないシズリエフ。残り1分。立った。離れる。ジョーンズ打撃で出る。ジョーンズのタックルのフェイントに反応したシズリエフが逆にタックル。切ってバックに回ったジョーンズだがシズリエフ亀でしのぎタイムアップ。

判定三者30-27でシズリエフ判定勝ち。3点獲得。

ジョーンズも組みでけっこう健闘したが、シズリエフに上を行かれた。

シズリエフ、勝ったが15勝で4フィニッシュのフィニッシュ力の弱さが出た。他の試合はこれからだが、1戦目で高ポイントを取った選手を2戦目で直接潰すことができればいいが、場合によっては2戦目はフィニッシュ狙いで戦い方を変える必要がある。