フライ級タイトルマッチ5分5R。
DJ10回目の防衛戦。UFCでの2ケタ防衛は過去にアンデウソン・シウバのみの偉業。
意外にも初めてとなるブラジル人との対戦。試合が行われるミズーリ州は生まれ故郷であるケンタッキー州の隣で、DJにとっては圧倒的なホーム。これまで防衛戦でバガウティノフや堀口と対戦したのはカナダで、他の試合はすべてアメリカでアメリカ人同士の対戦。ここまで地の利を得た状態での防衛戦も初めてになる。
DJロー。ヘイスもパンチを打ち込む。ローの蹴り合い。DJ右ハイ。ローで足を払われたDJだがヘイスが組みついてくるとかわす。速い。ミドルの蹴り合い。ヘイス距離を詰めるがサークリング。DJのローにタックルを合わせるが、倒されてすぐ立ったDJ。DJ飛び込んで右。右ハイ、ミドル。ヘイス間合いを詰める。ヘイスパンチのフェイントからタックルに入ったがDJ切った。離れ際にミドルを打ち込む。ヘイス間合いを詰めるも距離をキープするDJ。ホーン。
1RDJ。
2R。距離がつまり四つに組んだDJだが足払いで崩して離れる。ヘイスアッパーからのフックがヒット。DJシングルレッグからバックに回った。しかしわりとあっさり放す。左ミドルを入れるDJ。スイッチしながら出て行くヘイスだがDJスタンドでバックに回って殴る。ヘイス前転してグラウンドに持ち込もうとしたがDJが離して付き合わない。ヘイスの左がヒット。DJ右ミドル。DJの左がヒット。ヘイスフットワークしてパンチを出しているがヒットが少ない。右ローから左を打ち込んだDJ。DJのテンカオがボディにヒット！倒れたヘイスに鉄槌連打！しかし時間がない。ホーンに救われたヘイス。
2RDJ。ここまで打撃のヒット数はDJ42/71に対し、ヘイス9/33と大きな差がある。
3R。ヘイス前に出て行くがDJのパンチをもらう。タックルを切ったDJ。ヘイス引き込むがDJは離れて付き合わない。ヘイスまたタックル。DJがぶる。ヘイスの引き込みはスルー。立ったヘイスに右ミドル。もう一発ヒット。右ハイ。DJ、手数がヘイスの倍、ヒット率も倍なので、ヒット数は4倍になってる。DJ組んでテイクダウン。すぐにサイドについた。一度立ったが押さえ込む。ヘイス消耗してる。サイドから肘を落とすDJ。ガードに戻したヘイスだが肘を入れるDJ。インサイドから肘。残り20秒。ニアマウントからパウンド連打。マウント！パウンドで顔を背けたヘイスの腕を取って腕十字！タップアウト！
序盤からどんどん削っていって次第に差が出てくるといういつも通りのDJの試合。柔術黒帯から腕十字でタップアウト勝利。これでアンデウソンの持つUFCの王座防衛記録10回に並んだ。
