格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC214:オッズ/予想と展望

ダニエル・コーミエ 3.25
ジョン・ジョーンズ 1.38

タイロン・ウッドリー 1.44
デミアン・マイア 2.85

クリス・サイボーグ 1.08
トーニャ・エヴィンガー 9.50

ロビー・ローラー 1.65
ドナルド・セラーニ 2.35

ジミ・マヌワ 1.53
ヴォルカン・オズデミア 2.65

リカルド・ラマス 1.83
ジェイソン・ナイト 2.00

ヘナン・バラォン 2.15
アルジャメイン・スターリン1.74

ブライアン・オルテガ 2.10
ヘナート・モイカノ・カルネイロ 1.77

アンドレ・フィリ 1.29
カルヴィン・カッター 3.85

ケイリン・カラン 2.35
アレクサンドラ・アルブ 1.65

エリック・シェルトン 2.40
ジャレッド・ブルックス 1.63

ジョシュ・バークマン 3.65
ドリュー・ドーバー 1.31

3大タイトルマッチで独立記念日ウィークイベントよりも豪華に。
メインはコーミエ vs. ジョーンズの再戦。両者は2015年1月に対戦。ジョーンズが五輪代表のコーミエからテイクダウンを奪うなどで完勝。その後、同年4月にジョーンズが当て逃げ事故により王座剥奪・無期限停止処分が下った。5月に組まれていたAJとの防衛戦はコーミエとの王座決定戦に変更となり、コーミエが王者に。昨年4月、出場停止処分明けのジョーンズが、挑戦者としてコーミエの王座に挑戦する試合が組まれるも、コーミエの負傷欠場によりジョーンズ vs. OSPの暫定王座戦に変更。ジョーンズが勝利し、両者の統一戦は7月のUFC200で組まれる予定だった。ところが、直前にジョーンズがUSADAの抜き打ち検査により出場停止になり、またも試合が消滅。サスペンド明けとなる今月に、JJの復帰初戦での王座挑戦が決まった。
過去3年で2試合しかしていないJJ。前回のコーミエ戦は完勝だったが、当て逃げからの復帰戦となったOSP戦では、ブランクの影響もあってかピリッとしない内容だった。今回も、ほぼ同じくらいのブランクとなるが、果たしてどの程度戻っているのか。昨年のUFC200でのオッズはコーミエ3.45倍、JJ1.34倍で、今回とほぼ同様。
JJが負けるところは想像できないが、前回のOSP戦の内容を見る限り、不安要素は残る。
それでも予想はJJの判定勝ち。
セミではUFC王者の中でもっとも厳しい挑戦者との対戦を受け続ける一人であるウッドリーの3度目の防衛戦。まあ、ウッドリー自身はGSPだのニック・ディアスだのとメガマッチをやりたいという希望を常々口に出していて、それが通らないだけなのだが。
挑戦者のマイアは、2010年にミドル級でアンデウソン・シウバのタイトルに挑戦して以来の王座戦。現在7連勝中。
UFCファイターでもっとも柔術を体現しているマイアの不安要素はスタミナ。最後の敗戦となったローリー・マクドナルド戦では1R圧倒しながら2R以降スタミナ切れで判定負け。ライアン・ラフレア戦でも5Rにスタミナ切れして、自ら寝転がったのを反則に取られ減点されている。
ポイントはマイアが序盤にテイクダウンを取れるかどうか。スタンドの展開が続けばマイアのスタミナ消費も大きくなる。長期戦でもグラウンドゲームに持ち込めれば、マイアが次第にウッドリーを削り続けていくことが可能となる。ウッドリーにとってはマイアに触れさせず、ケージに詰めさせずにスタンドをキープするのが絶対条件。
マイア一本勝ちと予想。
セミ前の女子フェザー級王座決定戦は、サイボーグとInvictaの階級下の王者との対戦ということで、オッズも大差に。エヴィンガーはバンタムですらUFCで通用するか微妙な上に、地味に削っていくファイトスタイル的にもサイボーグ相手では勝機に乏しい。1R持つかどうか。
プレリムではストロー級最強ファイターのジャレッド・ブルックスUFCデビュー戦を行う。2月に緊急の代役としてイアン・マッコールと対戦予定だったが、結局マッコールも欠場して試合が消滅。当時ランキング3位のマッコールに比べるとUFC0勝1敗のシェルトンはローリターンだが、その分、フライ級で戦う準備期間は十分取ることができる。内容でインパクトを残してほしい。
第1試合開始は30日7時半。メインカードは3試合タイトルマッチがあるため、長引けば同日のRIZINの開始時間(午後2時)にバッティングする可能性が高い。
速報します。