格闘技徒然草

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UFN126:第8試合・スティーブン・ピーターソン vs. ブランドン・デイヴィス

フェザー級

地元テキサスのピーターソンはこれがUFCデビュー戦。昨年夏にコンテンダーシリーズに出場したがスプリット判定負けでUFCと契約ならず。12月に階級をバンタムからフェザーに上げて地元のローカルイベント・LFAで2RKO勝ちし、UFCとの契約を決めた。バンタム級時代はLegacyFC(のちLFA)の王者だったが、現Bellatorファイターのレアンドロ・ヒゴに敗れて王座から陥落している。

デイヴィスは同じくコンテンダーシリーズに出場し、こちらは勝つとアグレッシブな試合内容が評価されUFCと契約。先月のUFC220でデビューしたが、UFC1勝2敗のカイル・ボクニエク相手に両者スタンドで見合いを続ける展開で、微妙な判定負け。コンテンダーシリーズの試合と比べると、同じ3Rフルタイムでも打撃のヒット数が4分の1近くまで落ちてしまった。

本来メインカードで組まれる試合ではないが、メインカードの女子戦が1試合中止になったため昇格。ピーターソンの地元枠か。

打撃戦。パンチからローを入れるデイヴィス。左ハイ。近い間合いで打ち合う。両者パンチが入っている。ピーターソンがガンガン出ていくが、ヒット数ではデイヴィス。ピーターソンそのまま撃ち合っていくが、有効打ないまま1R終了。

1Rデイヴィス。

2R。ピーターソンパンチからタックルに。タイミングは良かったが切られた。離れる。また打撃戦。ピーターソンは引かずに撃ち合っていく。しかしやはりヒット数では負けている。デイヴィスがタックル。受け止めたピーターソンはケージに押し込むとスタンドでバックに回る。強引に背中に乗ったピーターソンだが、前に落とされ下に。立ったピーターソンがまたスタンドでバックに。テイクダウンを狙うがデイヴィス正対。しかしボディロックからまたスタンドでバックに。テイクダウン。が、20秒しかない。デイヴィスはホールディングで凌ぐ。ホーン。

微妙。ピーターソンはテイクダウンしたが、その後時間がなく攻めがなかった。

3R。ピーターソンはパンチから組み付きに行くがデイヴィスは引き剥がして組ませない。ヒット数では負けているピーターソンだが手数は出していく。いいパンチがヒットしているデイヴィスだがやや疲れ気味。タックルに入ったピーターソン。デイヴィス切った。ピーターソン出て行くが、デイヴィスのパンチをもらい続ける。ピーターソンタックルに入るがカウンターの膝をもらい効いた。デイヴィスがパンチのラッシュで仕留めに行ったが、ピーターソンなんとか凌いだ。ふらついていても出ていくピーターソン。タックルからスタンドでバックに回ったが時間がない。タイムアップ。

29-28、30-27、30-26の3-0でデイヴィス勝利。一人だけ10-8を入れたジャッジは3R?