フェザー級。エメット4位、スティーブンス8位。
前回のラマス戦のKO勝ちで一躍トップランカーとなったエメットだが、UFCデビューが30歳と遅く、現在32歳と若くはない。初のメイン。
2ヶ月連続の試合となるスティーブンスはUFCデビューが20歳。12年目だがエメットより歳下の31歳。UFC14勝13敗。UFCでの勝利数だけで、エメットのMMAでの全試合数と同じ。フェザー級に落としてからも7勝5敗と圧倒的な戦績は残していないが、ファイト・オブ・ザ・ナイトは4回獲得。3試合に1度のペース。前回はチェ・ドゥホをKOし、4年ぶりの連勝。ここで勝てば悲願のタイトル挑戦に大きく近づく。
メレンデスの足を破壊したローを放っていくスティーブンス。エメットは距離を取りサイドステップしながら飛び込んでパンチを打ち込む。スティーブンス間合いを詰めていく。エメット飛び込んでパンチを打ち込む。左がヒット。スティーブンス飛び膝でバランスを崩したがすぐ立った。右を当てたエメットだがスティーブンスが3連打を返す。距離を詰めたスティーブンスだがエメットの右をもらいダウン!ガードで凌ぐスティーブンス。立った。エメット再びサークリング。ダメージがあるのか出ていかないスティーブンス。ホーン。
1Rエメット。
2R。不用意に出られなくなったスティーブンス。じわじわ詰めつつエメットが出るところにパンチを合わせる。距離を詰めエメットの右を受け止め右を入れ、さらにカウンターの左!アゴにヒットしエメット後方にダウン!パウンド!肘連打!立とうとするエメットだが、スティーブンスは膝をついている状態のエメットの頭部に膝を入れてしまう。かすめたようにヒット。さらに右フック。仰向けに倒れたエメットにパウンド。意識が飛んでKO。
裁定がどうなるかはわからないが、反則膝の時点でレフェリーが割って入るべきだった。
スティーブンスKO勝ちとコールされる。あの膝が大きなダメージがあったかはわからなかったが、本来ならタイムストップで回復期間が与えられたはず。モヤモヤが残った。