フェザー級。モイカノはランキング11位。ケイターは13位。
ジェレミー・スティーブンス戦で、スタンドでの打ち合いを避けるスタイルでブーイングを浴びたものの、アップセット勝利となりランキング入りしたモイカノ。前回はブライアン・オルテガとの無敗対決だったが、打撃戦で劣勢となり、タックルに入ったところにギロチンを合わされタップアウト負け。柔術も黒帯を持っているが、主武器はムエタイ。
ボストンのケイターはUFC2連勝中。2戦目の前回もセミ前で組まれていた。しかも相手はノーランカー。シェイン・バーゴスをKOしたストライカーだが、プッシュされるだけの実力があるかどうかは未知数で、この試合ではっきりする。オッズではケイター優勢。
ケイターが間合いを詰めてパンチを入れていく。モイカノは距離を取ると左ミドル。ケイターがパンチで出ていくもモイカノにかわされる展開。会場は前の試合の大爆発の後で盛り上がりに欠けると見たのかブーイング。
2Rに入り圧を強めるケイターだが、モイカノのローで足が流れる場面が目につく。ケイターどんどん出ていくとパンチを打ち込むが、かわされモイカノのローをもらう。ひたすらローを蹴るモイカノ。打ち合いにならないケイターはじれたように両手を広げて挑発。
3R。ローを蹴られたケイターが足をキャッチしてテイクダウンしたが、モイカノは瞬時に立った。また距離をとってロー。パンチももらって鼻血を出しているケイター。出ていくケイターだがモイカノのジャブに止められる。モイカノの強烈な右!効いたケイターが後退。モイカノがかさにかかって攻める。右から左アッパー。ケイターは手数も出なくなった。モイカノ、パンチから首相撲に捕らえると肘。最後にケイターが出ていくがモイカノは距離を取り付き合わない。タイムアップ。
判定29-28、30-27×2の3-0でモイカノ勝利。ケイターにはランカーの壁はきつかったか。