格闘技徒然草

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UFC225:第11試合・ホリー・ホルム vs. ミーガン・アンダーソン

女子フェザー級。初の女子フェザー級ノンタイトル戦。

バンタム級ランキング1位の元ボクシング&キック世界王者ホルム。ここ5戦は1勝4敗だが、4敗のうち3試合はタイトルマッチ。前回はサイボーグのフェザー級タイトルに挑戦し、敗れたが9年ぶりにサイボーグ相手に判定まで持ち込んだ。

アンダーソンはInvictaFCのフェザー級王者。昨年7月にサイボーグのタイトルに挑戦予定だったが欠場。今回ようやくUFCデビュー戦を迎える。昨年1月以来、1年半ぶりの試合。ストライカーで、現在4試合連続KO勝ち中。

間合いを詰めたアンダーソン。パンチを打ち込むと頭を下げてかわしたホルムの顔面に膝をヒットさせる。ホルム組んでケージに押し込むと肘。動きがないがブレイクがかからない。アンダーソンようやく抜け出す。パンチ・膝で出るアンダーソン。ホルムの前蹴りが顔面にヒット。ホルムシングルレッグへ。切れずに倒されたアンダーソン。サイド。残り1分。押さえ込みながら肘を入れるホルム。アンダーソンは下から足を絡める。ホーン。

1Rは手数はほぼ五分なので、上になっていたホルムか?僅差だが。

2R。ホルム距離を取りアンダーソンが間合いを詰めてきたところにパンチを入れる。出てきたアンダーソンにタックル。ケージでこらえるアンダーソン。またケージ押し込みに。ホルムも細かいパンチや膝くらいしかないがレフェリーこの体勢では止めない。ホルム自ら離れた。離れた体勢の打撃ではアンダーソンが優勢。しかしホルムタックルから倒した。ハーフ。足を抜いてサイドに。ニアマウントにしてパウンドを打ち込む。肩固めをセットアップ。察知してディフェンスしているアンダーソン。パウンド連打。シザースを狙うアンダーソンだが掛けさせないホルム。上から肘・パウンドを落とし続けホーン。

2Rホルム。

3R。間合いを詰めるアンダーソン。ホルムパンチを貰ったがシングルレッグに。こらえたアンダーソンがケージを背にするが、ホルムはボディロックから投げてテイクダウン。マウント。返そうとしたアンダーソンだがホルム立って離れスタンドに。出てきたアンダーソンに組み付いてボディロック。投げた。テイクダウンしハーフ。足を抜いてサイド。残り1分。肘を落とすとマウントに。体を起こしパウンドラッシュ。残り時間わずか。アンダーソン亀になりシングルレッグ。ホルムは下になりギロチン。しかしタイムアップ。

判定30-27、30-26×2のでホルム勝利。

スタンドの打撃では劣勢だったホルムだがテイクダウンからのポジショニングで勝利。アンダーソンがあまりにも倒されすぎ・パスされすぎの気もしたが。