未定だった11月3日のUFC230MSG大会のメインが、先日のUFC229で勝利したばかりのデリック・ルイスがダニエル・コーミエに挑戦するヘビー級タイトルマッチに決定。ライトヘビー級とヘビー級の同時2冠王者であるコーミエは、ヘビー級タイトル獲得直後にオクタゴンに入り挑戦をアピールしたブロック・レスナーとの対戦が噂されていたものの、レスナーに試合の許可が出るのは来年1月以降となっている。ルイスに負ければ当然コーミエ vs. レスナーの試合はなくなるはず。
また、女子フライ級王座決定戦は、当初はUFC231でヨアンナ・イェンジェイチックとヴァレンチーナ・シェフチェンコの間で争われる予定だったが、UFC230のメインでシェフチェンコ vs. シジャラー・ユーバンクスに変更されて行われると一度は発表されていた。しかし今回のヘビー級タイトルマッチが決定したことにより、元のヨアンナ vs. シェフチェンコとしてUFC231に戻して行われるとのこと。
当初からメインが未定だったUFC230は、ポイエー vs. ネイトをライト級暫定王座決定戦にする案や、165ポンド級を新設してその王座決定戦にする案などが出たが、結局、緊急のヘビー級タイトルマッチが組まれるというところに落ち着いた。ルイスは前の試合の後1ヶ月たたないうちにタイトル挑戦するというUFC史上もっともインターバルの短い王座挑戦となる。
