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UFC232:ダニエル・コーミエのライトヘビー級王座が剥奪され、ジョン・ジョーンズ vs. アレクサンダー・グスタフソンで王座決定戦

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UFCがライトヘビー級&ヘビー級の同時2冠王者・ダニエル・コーミエのライトヘビー級を剥奪。過去の同時2冠王者であるマクレガーと同様、2冠獲得後に以前取ったタイトルについては防衛戦を行わないままの剥奪となった。

コーミエは11月のUFC230でヘビー級王座の防衛戦をデリック・ルイス相手に行うため、ライトヘビー級のタイトルについては1月以降防衛戦が行えない状態。剥奪は致し方ないと思われるが、もともと年2回程度しか試合ができないのに、1人が同時に2冠を保持することを許すことに問題がある。2階級のタイトルを同時に獲得した場合、どちらかはその時点で返上させるべき。

グスタフソンは今年8月にヴォルカン・オズデミア戦が組まれていたが負傷欠場しており、昨年5月以来の試合。2015年にはダニエル・コーミエのタイトルに挑戦し、敗れたがスプリット判定まで追い込んでいる。また、ジョン・ジョーンズとは2013年に対戦し、判定で敗れたがJJが最も追い込まれた試合となった。

ジョン・ジョーンズは昨年7月のコーミエ戦の試合後にUSADAの検査で禁止薬物使用の疑いが出たものの、汚染されたサプリメントの影響であるとして処分は15ヶ月に短縮されており、10月28日に復帰が可能となる。