格闘技徒然草

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UFN139:第10試合・ラケル・ペニントン vs. ジャーメイン・デ・ランダミー

女子バンタム級だったが、ペニントンが2ポンドオーバーしキャッチウェイトに。ランキングはペニントン4位、ランダミー5位。

ペニントンは前戦で1年半のブランク明けながらアマンダ・ヌネスのタイトルに挑戦。しかし内容は一方的で、パウンドでKO負けした。体重オーバーしたが、地元コロラド出身ということで大歓声を浴びる。腹が相当緩め。

GDRことランダミーは昨年2月に初代女子フェザー級タイトルマッチでホーリー・ホルムと対戦。判定勝ちで王座を獲得したものの、クリス・サイボーグとの対戦を拒否したことで、わずか半年で王座剥奪。その後はバンタムに戻しているが、昨年9月の試合を負傷欠場。これがバンタム級王座戦以来、1年9ヶ月ぶりの試合となる。キックがバックボーンでボクシング&キック世界王者のホルムにも打ち勝つ打撃を持っている。

両親のGDRが打撃でプレッシャーをかけるがペニントンがタックルに。ケージに押し込む。押し込みながら細かい打撃を入れるが特に展開なし。入れ替えたGDRが首相撲からボディに膝。ちょっと腹を嫌がったペニントンだが、また入れ替えて押し込み。残り30秒でようやく離れた。ジャブ連打から右を打ち込んだGDR。組んできたペニントンをケージに押し込む。ホーン。

1RはGDR。ペニントンは押し込んでからの打撃もコツコツ入れてるだけで、有効打としてカウントされてない。

2R。ジャブで出るGDRにペニントンタックル。組み付かせずパンチを入れて離れたGDR。右が顔面を捕らえる。ペニントン鼻血。ワンツー。ペニントンのタックルは切る。ジャブを打ちつつ、時折強烈な右を入れていくGDR。右ハイ。ペニントンは手詰まり状態。前に出てパンチを出しても距離を取られヒットしない。ジャブで首がのけぞる。ペニントンのパンチをかいくぐりタックルに。ケージに押し込む。しかしそこから特に攻めがない。離れ際にパンチを打ち込んだGDR。ボクシング技術では差がある。ペニントンまたタックル。シングルレッグ。持ち上げたが倒せず。ホーン。

2RもGDR。

3R。ジャブで出るGDR。ペニントン下がる。パンチからロー。ペニントンの打撃は距離を取ってかわす。前に出て右を打ち込んだ。ペニントンタックルから押し込み。細かいパンチを入れるが嫌がらせ程度にしかなってない。時間がすぎる。レフェリーようやくブレイクをかけるが、膠着ではなく反則?なんの反則かはわからなかった。再開。パンチを入れたGDR。タックルに来たペニントンに膝。ペニントンはそのまままた押し込み。テイクダウンをこらえて肘を入れるGDR。残り10秒で離れる。タイムアップ。

判定三者フルマークでGDR勝利。

GDR完勝。年末に階級上のフェザー級タイトルに挑戦するヌネスのタイトル挑戦の第一候補か。ペニントンの押し込みはもっと早くブレイクしても良かったと思う。