ミドル級。
4月のロシア大会でUFCデビュー予定だったコピィロフだが、その時は負傷欠場となっており、今回再び地元ロシアでデビュー戦が組まれた。28歳でMMA8戦全勝。3年前のプロデビュー戦が判定勝ちだった以外はすべてKOで勝利している。
ロバーソンもキャリアはそれほど多くなく、MMA8勝2敗・うちUFCで3勝2敗。ただし、グローバー・テイシェイラ戦は試合9日前に緊急の代役として階級をライトヘビー級に上げて臨んだ試合。キックのキャリアがあるもののプロでは0勝3敗。ただし、デビュー戦はジェロム・レ・バンナ戦で、パンチでダウンを奪っている。
打撃で出るロバーソン。コピィロフは距離を取りながらジャブを入れていく。ボディブロー。コピィロフが左ハイから左ストレートをヒットさせる。間合いを詰めていくロバーソンだがコピィロフに距離を取られヒットしない。コピィロフが飛び込んでワンツー。間合いを詰めるロバーソン。コピィロフがケージを背負うと残り15秒で組みに行くが、そのままホーン。
1Rコピィロフ。
2R。ロバーソンが圧を強めて出る。下がるコピィロフだが下がりながらボディブロー。カーフキックを入れるロバーソン。連続で蹴られて明らかに効いた様子を見せるコピィロフ。ロバーソンはローのフェイントで左ハイを入れたが自らスリップ。すぐ立った。カーフキックが明らかに効いているコピィロフ。なおもカーフキックを入れていくロバーソン。コピィロフ、1Rのように距離を取っているというよりは逃げているように見えてきた。またカーフキック。ローで効かされた場合、スイッチして痛めた足を下げる選手が多いが、コピィロフはオーソドックスには構えられないのか、右足を前に出し続けてどんどんカーフキックをもらう。ホーン。
2Rロバーソン。
3R。下がらなくなったコピィロフ。タックルに。タイミングは良かったが倒せず離れる。距離があるとカーフキックを蹴られるため、間合いを詰めてパンチを入れるコピィロフ。しかしロバーソンはカーフキックを入れるとタックルに。ケージで耐えたコピィロフ。離れるロバーソン。コピィロフの大振りのパンチは届かず。ロバーソンが下がって距離を取るが、コピィロフの前に出した手がアイポークになりタイムストップ。コピィロフ減点で再開。完全に勝ちがなくなったコピィロフがパンチで攻めていくが、ロバーソンがタックルで凌ぐ。ボディロックから倒すとバックマウントへ。チョーク!完全に決まってコピィロフタップ!
カーフキックで活路を見出したロバーソン、最後は倒してすぐにバックに回ってチョークを決めた。