昨年10月、ランカーの池本誠知と引き分け、クラスA入りが目前と見られていた徳岡が、念願の三回戦進出を、なぜかパンクラスのリングで行うことに。修斗とパンクラスの関係上、シューターライセンスは剥奪となる（あるいは、もう返上しているのか）。
一方で、パンクラスの常連選手だったクリス・ライトルは、アメリカで行われた修斗公式戦に出場。2連勝で、アメリカス・ランキング3位につけている。
軽量級は修斗、重量級はパンクラスが厚い日本人選手層を誇っている。その両者がぶつかるのがここ。パンクラスウェルター級（-75kg）であり、修斗ミドル級（-76kg）である。しかし、正直に言えば、どちらも層が薄く、スター不在の階級だ。
修斗には桜井”マッハ”速人というビッグネームがいたが、ほぼ離脱状態。ミドル級はタイトルも空位のまま。パンクラスにしても、王者の國奥は一つ上のミドル級とかけもちの状態で、防衛戦もあまり注目されなかった。
DEEPも含め、どこも手駒不足で、盛り上がりに欠ける不遇な階級である。DEEPが國奥、伊藤、加藤鉄史、三島、長南、上山あたりを集めてトーナメントをすれば、一躍注目を浴びそうなのだが。いや、これでもやっぱり盛り上がらないかな。
