格闘技徒然草

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★K-1WORLD MAX日本予選に山本KID徳郁参戦

<日本代表決定トーナメント1回戦 第1試合>



※2回戦は1回戦第1試合の勝者vs1回戦第2試合の勝者、1回戦第3試合の勝者vs1回戦第4試合の勝者
リザーブマッチ 3分3R>
松本哉朗 vs TOMO
スーパーファイト 3分3R>
大野崇 vs アルバート・クラウス

かねてからK-1参戦を熱望していたKIDが電撃参戦。驚きはしたが、はっきり言ってノレない。まず総合でトップに立ってからで良いのでは?なによりも、KIDの総合の試合が見たいので、K-1参戦は残念というしかない。修斗じゃ対戦相手が嫌がって試合が組めないという事情もちょっとはあるのかもしれないが。去年、同じ修斗ライト級の阿部兄が村浜に負けているので、修斗のリベンジという煽りでの対戦なのだろうが、勝てるとは思えない。村浜なら、体格差もそんなにないし、かけもちでやっている分、付け入る隙はありそうだが、キックデビュー戦のKIDとはさすがにキャリアが違いすぎる。
五味もK-1出場を表明していた時期があったが、ストライカーならわかるが、五味やKIDのようなグラップリングの選手がなぜK-1なのか?二人とも、相当レベルが高い打撃を身につけてはいるが、ファイターとしてのベースはやはりレスリング。打撃だけで日本のトップクラスと渡り合えるとは思えない。キックルールの試合がしたいなら、キックの興行でもSBでもIKUSAでも出来るのだから、やはりギャラと地上波で放送されることが魅力なのだろう。本当なら総合でそれができればいいのだが、PRIDEでは軽量級はないし。とはいえ、KIDも出稽古などで自分の打撃の実力はよくわかってるはずだし、いくら地上波に出るとはいえ、無様に負ける姿を曝したいとは思っていないはず。もしかしたら勝機があるのかもしれない。K-1ルールじゃ問題外だと思われていた元気があれだけできたのだから、もしかしたらという期待はちょっとだけ持っていてもいいかもしれない。ちなみに、その元気は、総合に専念したいということで欠場。これは明るいニュースだ。
他のカードでは、武田vs緒方の団体を背負った対戦が楽しみ。普通にこういうカードだけでも面白くできると思うのだが。MAXにも色物化の波が押し寄せてきているのだろうか。