マイク・タイソンがＫ−１に出場する。Ｋ−１は１５日、都内のホテルで会見を行い、元プロボクシング統一世界ヘビー級王者マイク・タイソンと米国時間の７月３１日にＫ−１のリングに上がるファイト契約のサインを交わしたことを明かした。
ついに本決まり。数日前に、タイソンがボクシングで復帰するというニュースがあったので、もうないものだと思っていたが。素直に谷川Pの手腕を称えたい。
もっとも、谷川Pも言っているとおり、契約したからと言って出場するとは限らないのがタイソン。当日リングに上がるまでは予断を許さない。
ギャラは「ボクシング並」らしいが、果たしてそれで元が取れるか？曙の時は、数千万のギャラをチャラにするだけの視聴率を稼げたが、タイソンのファイトマネーはおそらくその数十倍以上。アメリカでのPPVが成功しないと厳しい。大コケしたらK-1が傾きかねない。一方で成功すれば、念願のアメリカ制覇に一歩近づく。ハイリスク・ハイリターン。
タイソンはボクシングルールを希望しているそうだが、契約上、アメリカではボクシングルールの試合は出来ないはず。まあ、表向きK-1ルールと言うことにしておいて、選手には裏ルールでキックや膝を禁止させれば同じことだが。対戦相手はホーストかボンヤスキーを希望。ボクサー崩れの選手やサップでは面白くない。
