格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★長南亮vsアンデウソン・シウバ

煽りV「ピラニアvs踊る蜘男」
アンデウソン82.9kg、長南82.7kg。
スタンドでの殴り合いは、リーチの差でアンデウソン優勢。長南のパンチも当たっているのだが、押されて下がり、組み付かれてテイクダウンされる。バックについたアンデウソン、仰向けのままパンチをうちつつチョーク狙い。長南は3分ほどディフェンスしていたが、5分過ぎに長南が体制を入れ替え、インサイドガードに。そこから長南は体を起こさずパウンドで攻める。下からホールドして防ぐアンデウソン。アンデウソンに膠着イエローが出され、スタンドで再開。長南がバックブローを仕掛けたところでテイクダウンを奪って上につくアンデウソンだが、蹴り離されて猪木vsアリ状態→ブレイクスタンド。スタンドでパンチを交錯し合ったところで1R終了のゴング。
2R。スタンドでの打撃戦は完全にアンデウソン優勢。パンチ・跳び膝で攻め、長南は下がる一方。3分ほど攻められKO目前かと思われたが、決定打はもらわずに首相撲からの膝をキャッチしてテイクダウン。しかしインサイドガードで攻めあぐみ、そのままゴング。
3R。アウトボクシングに徹するアンデウソンに踏み込めない長南。時間だけが過ぎていく。残り2分。長南はいきなりカニばさみ。そして内回しヒール。アンデウソンは光速でタップ。劇的逆転勝利。
マイク「声援のおかげで勝てた。武士道のトーナメントで優勝したい」
実力的には完全にアンデウソンが上だったが、この大舞台で勝てた(しかも劇的な逆転勝利で)のは大きい。