格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★第7試合

田村潔司(日本/U-FILE CAMP.com)
アリエフ・マックモドアゼルバイジャン/フリー)

田村の煽りV。「吉田に借りを返したい」。そんなことを言うと、あの男が出てくるぞ。(「吉田さんとやる前に、僕とやってみませんか?」)
SRSでは、桜庭戦について「やるかやらないか。100か0だと思う。中途半端にはやりたくない」とのことなので、トーナメントの一試合として組まれるのには抵抗があるのか?
やや小さく、その分太い体のマックモド。バタバタしたフットワークから、タックルで組み付く。コーナーに詰め、パンチを打ちつつテイクダウンを狙うが、ブレイク。田村は左ミドルを打つ。マックモドがタックルでテイクダウン。ガードから田村は引きはがすと立ち上がる。立ち上がり際に首を抱えたマックモドは頭部にヒザ蹴りを数発。離れる。
再びスタンドで向かい合うが、マックモドがジャンプして飛び込んだところに、田村のヒザ蹴りが交錯、マックモドの金的にクリーンヒット。脂汗を流しうずくまるマックモド。試合中断。
金的はかなりハードに入り、長いドクターチェックの後、3分間のインターバルが取られる。田村にはイエローカード
再開。ダメージは残っている様子だが・・・。再開後、大振りのフックをヒットさせたマックモドだが、しばらくして股間のダメージから戦意喪失。
○田村(1R戦意喪失)マックモド×
続行できる状況じゃなかったわけで、反則かノーコンテストにするのが妥当ではなかったか。
ブーイング。田村はさっさとリングを後にする。田村が去った後、桜庭が「田村さんもこういう試合をやっても面白くないと思います。4月に僕とやってください」とマイク。場を納めた。
マックモドは総合初心者らしい試合ぶりだったが、頑張った方だと思う。あの金的の入り方で続行しろというのは気の毒。田村は距離を取っての左ミドルくらいで、アグレッシブさに欠けた。相手が全くの未知ということで警戒したのか。実力差(特に打撃における)はあったと思うが、不完全決着ということもあり、インパクトは残せなかった。