アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ（ブラジル／ブラジリアン・トップチーム）
アリスター・オーフレイム（オランダ／ゴールデン・グローリー）
組み付いてヒザの撃ち合い。ホジェリオは投げでテイクダウンを狙うが、アリスターはバランスを取って投げさせない。スタンドでの打撃戦はアリスターがアグレッシブだが、ホジェリオも打ち返していく。テイクダウンを奪えないホジェリオは引き込み、アリスターは頭をホジェリオの腹にぴったりつけてコツコツパンチ。ホジェリオが下から仕掛けようとするところで離れてスタンドへ。こんな展開が続いていたが、残り２分、ホジェリオが足払いでテイクダウン。サイドを奪う。アリスターは片足を絡め、さらに両足を絡んでフルガードに戻す。その状態でパンチの撃ち合いのまま1R終了。
思ったよりもスタンド・グラウンドで両者の差がない。今日初めて互角の試合になっている。観客は全く沸いていないが・・・。
ホジェリオが足払いテイクダウンを狙うが、失敗し下に。アリスターはまたこつこつパンチ。ホジェリオが下から三角を狙うと離れる。再びスタンドになり、四つに。ホジェリオがまたきれいに足払いで投げ、サイドに。すかさずマウントを奪うが、アリスターはハーフに戻す。それを再びパスするホジェリオ。残り１分でまたマウントに。そこからパンチラッシュ。アリスターはガードしているが、一方的に殴り続ける。が、ゴングに救われる。
お互いスタミナ切れ。特にアリスターはかなり消耗している模様。ドロドロの殴り合いになる。ホジェリオが右フックを効かせると、ロープ際でパンチラッシュ。しのいだアリスターは、タックルを切って上に。しかし動きが無く、イエローが出される。またテイクダウンを奪ったホジェリオは、サイドからアームロック。しかしアリスターは回転して抜ける。そのままゴング。
判定はフルマークでホジェリオ。
○ホジェリオ（判定3-0）アリスター×
最後はスタミナの差と、気持ちの強さの差か。負けたアリスターも、本部長が「GPでも見たい」と言っていたのでGP当確だろう。二人とも強い割に地味で使いづらいと思うが。
