乗ってる五味か、ノーダメージのアゼレードか。読めないが、今の五味は神がかっている。
激しい打撃戦。しかし当たるのは五味のパンチ。アゼレードは蹴り足を取ってテイクダウン。こつこつパンチを入れるが、グリーンカードでブレイク。スタンドで再び五味が強烈なパンチを入れ、後退するアゼレード。KOへの期待で盛り上がる会場。アゼレードは苦し紛れのタックルでテイクダウンして上になる。またコツコツパンチを入れるが、両者グリーンカードでブレイク。再開。前へ前へとプレッシャーをかける五味だが、手数は減る。しかしアゼレードの打撃もヒットしない。残り1分、五味が蹴り足を掴んでのパンチでテイクダウンする。アゼレードが下からしがみついたままゴング。
2R。五味も前に出るが、手数は少ない。時折ラッシュをかける。アゼレードは後退する一方。五味のガードも下がっているのだが、有効打を与えられない。残り2分、五味がまた蹴り足を掬ってテイクダウン。インサイドガードからパンチ。インサイドから、相手を抱えたまま立ち上がってバスター。立ち上がる両者。残り1分。スタンドでの撃ち合い。アゼレードはトリッキーな構えからの蹴りも放つが、ガードされる。そのまま試合終了。
判定3-0で五味。
有効打も少なく、冷静に見るとそれほどの大差ではなかったが、全体としてみたら五味の圧勝という感じ。気持ちの強さも相当上回っていた。現状の武士道ライト級では当分勝てる選手はいないだろう。
