格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★日本代表決定トーナメント感想

トーナメントは下馬評通り佐藤が優勝したものの、KOがなく盛り上がりに欠けた。上山と大東はKO負け要員としてばらして組んだ方が良かったのでは。じゃなきゃ最初から出さないか。
魔裟斗は完勝ではあるが、試合はダウンもなく凡戦。あの内容で判定30-27がつくのもどうかと思う。確かに魔裟斗優勢で、全ラウンド通して同じ展開だったのだから、デジタルに判断するとそうなるのもわかるが。しかしこの試合は魔裟斗がKO勝ちを義務づけられていたと思う。シャファが入っていけなかったのが原因なのだが、MAXが始まった頃の魔裟斗は、エースとしてMAXを盛り上げるために、自分からリスクを冒して攻めていたと思う。魔裟斗もすっかり守るものが大きくなって、「今年はKOにこだわる」という宣言とは裏腹に、安全策に徹してしまった。
KO決着が減ったのはレベルが上がってきた証でもあるのだが、もともとKOが少ない中量級。だけに、なんらかのテコ入れは必要だろう。レミーガの8秒KOに救われた中継だった。