格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ムリーロ・ニンジャvsパウロ・フィリォ

さすがにスリムになってるニンジャ。
パウロがタックル。しかしこらえるニンジャ。足から胴タックルに切り替えてテイクダウンに成功したパウロだが、ニンジャは引きはがしてスクートにするとすぐ立ち上がる。再び組み付いたパウロは首投げでテイクダウン。袈裟固めで絞り上げる。が、抜けてまたすぐ立ち上がるニンジャ。スタンドでプレッシャーをかけていくニンジャだが、パウロは三度テイクダウン。サイドに。またスクートに戻したニンジャが立ち上がる瞬間にパウロが顔面に蹴りを入れていく。またテイクダウン。しかし立ち上がるニンジャ。テイクダウンするパウロもしつこいが、引きはがして立ち上がるニンジャもしぶとい。しかしだんだんテイクダウンを取られるのが簡単になってきた。パウロがガードから細かいパンチ。そしてパスガード。じっくりとマウントへ移行。パウロはキープしつつ細かいパンチを入れていく。ガードに戻すニンジャだがすぐパスされてしまう。パウロの華麗なパスガードが続く。しかしニンジャもそれ以上は攻めさせない。けれど逃げることもできない。パウロの押さえ込みがしつこい。攻撃は細かいパンチだけだが・・・。1Rはパウロのグラウンドの強さだけが光った。しかしダメージらしいダメージはない。
パウロがテイクダウンを狙いに行きつつパンチを放ったパンチがヒットし、下がるニンジャ。パウロはパンチラッシュから組み付き豪快に担ぎ上げてテイクダウン。グラウンドになると、菊田vs瀧本並みにパスガードしまくる。パスしても、細かいパンチしかないのだが・・・。サイドからパンチ、脇腹に膝。攻めてはいるが、一本にはつながりそうにないし、ブレイクでもいいような。しかし常に動いているのでレフェリーもブレイク出来ない。そのままゴング。
判定3-0でパウロ
文字通り、ニンジャに何もさせない完封勝ち。パウロダンヘンのベルトに最も近い存在であることは間違いない。しかし押さえ込みだけで、KO・一本につながりそうな場面は全くなく、会場は静かなまま・・・。
ニンジャはまるっきり何もできず。パウロが強すぎたのか、ニンジャの動きが悪かったのか、ちょっと判断が付かない。