格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1 WORLD MAX開幕戦・地上波感想

やっぱりオープニングはコヒか。今回からMAXでもつかみが禁止とのこと。
小比類巻貴之vsイム・チビン
コヒけっこうやばいかと思ったが、ローを効かせてKO。いつの間にかコヒも予選免除になってて納得できなかったが、きっちりKOしてその資格があることを示した。チビンは弱くはないが、やっぱり体格的に70kgではつらいか。
佐藤嘉洋vsマイク・ザンビディス
ザンビディス、KIDをKOしたことだけで一生食っていけるな。ローをガンガン当てる佐藤。ザンビディスもパンチを入れていくが、ローをもらいすぎてダメージが蓄積されていく。しかしザンビディスもパンチでぐらつかせる。3Rは佐藤がローで攻勢。判定3-0で佐藤。でも30-28は差を付けすぎでは。1Rはザンビディスが取ったようにも見えたし。佐藤はK-1参戦以来一番の内容だったが、できれば明確な差をつけて勝ってほしかった。
アンディ・サワーvsツグト・アマラ
ツグト・アマラって誰?と思ったら、元・白鳥忍だったか。しかしアマラすごい。アンディに真っ向から立ち向かう。けどサワーもそれを正面から受け止めた。本戦は判定1-1でドロー。2Rは見てないからわからないが、これでドローではサワーはきついな。魔裟斗ならフルマークで勝ちになっていたと思うが。延長はアマラも攻め疲れで本戦のような手数が無かった。判定3-0でサワー。しかしアマラは階級を上げて1戦目で王者とこれだけやれたら十分。今後が楽しみ。
アルバート・クラウスvsアリ・グンヤー
いきなり最終ラウンドで良くわからない。ほぼ互角?クラウスが勝ったが特にインパクトもなく。
ブアカーオ・ポー.プラムックvsヴァージル・カラコダ
ブアカーオの妹もネタにされすぎ。相変わらずブアカーオの蹴りはすさまじい威力だが、首相撲禁止がリズムを崩したか、3Rは動きが落ちた。接近してもクリンチしか出来ない。そういうルールだからしょうがないが・・・。3者ともドローで延長へ。しかし3Rの展開を見ると、ブアカーオやばいか?延長、ボクサー相手にパンチの撃ち合いに行かざるを得ないブアカーオ。蹴りが全く出ない。判定2-1でブアカーオ。苦しんだ勝利。
ドラゴvsオーレ・ローセン
ローセン、元気戦では全然スタンドの攻防がなかったので、本職の実力はさっぱりだが・・・。しかし明からにドラゴを売り出す中継内容。ドラゴ、迫力はあるけど攻めが荒い。コーナーにつめて鉄槌みたいなパンチも打っていく。2Rのみ放送で判定へ。ダウンも奪ったドラゴ勝利。勝ちはしたが、KOできないとなると上位陣相手には厳しいだろう。けど、盛り上げ役としてはちょうどいいか。
魔裟斗vsレミギウス・モリカビュチス
「王者になった魔裟斗の試合がつまらなくなった」というみんなが思っていることをはっきり言った煽りV。レミーガならKOできるという読みか?
1Rは互角だったが、2Rに入りボディが効いたレミーガの動きが止まる。レフェリーが割って入って試合終了。スタンディングダウンじゃないの・・・?と思ったが、セコンドがタオルを投げていたらしい。
レミーガ、いつもほどの爆発力はなかった。良く攻めていたが。魔裟斗も最近にしては攻めていた。盛り上がったのはレミーガが攻めたおかげという気もするが。地力の差を見せた。やっぱりレミーガ小さいし、攻めが軽い。でもその体格で良くやったという感じだが・・・もう一個下の階級があれば間違いなくエースになれるのに。
メインが最近にしては珍しく、主催者サイドの思惑通り盛り上がってのKO決着だったので、結構面白かった。