格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1 WORLD GP オランダ大会

いきなりシュルトの試合か。
煽りVでまるでアーツ戦も勝っていたかのように扱われていた。
こんな扱いするくらいなら、最初からシュルト不利なルールにしなければ良かったのに。

セーム・シュルトvsロイド・ヴァン・ダム

ロイド、身体が緩すぎだが、ちゃんとトレーニングしているんだろうか。
ローキックが主武器なのは変わらず。しかしそのローもあまり入れられず、パンチ、ハイキック、膝でシュルトが一方的に攻める。しかしロイドの守りが堅く、有効打はなし。シュルト首相撲もやってるような気がするのだが、レフェリーは注意せず。きっちり組んでコントロールしていないからいいということか?3R、シュルトは前蹴りで距離をとってロイドを入らせない。
判定3-0でシュルト完勝。しかしKOできそうなシーンがなかったのが残念。フルラウンドカットされずに流されて良かった。ロイドはシュルトと相性が悪かったのか、全然練習していなかったのか不明。

メルヴィン・マヌーフvs富平辰文

あれ?マヌーフ出てるの?っていうかHERO'Sの85kg級トーナメント参戦は?
マヌーフの圧力がすごい。最初のダウンはダメージというよりバランスを崩した感じだったが。パンチ連打で2回目のダウン。TKO。
モノが違った。
追記・マヌーフのコメントより
http://www.so-net.ne.jp/feg/database/060513more/20060513_12.html#comment

始めてのK-1参戦だったけど、手応えを感じたし、これからも試合のオファーがあればやっていきたい。でも現時点では総合ルールの試合のほうが興味はある。K-1でやるには自分は体格が小さいしね。今後はK-1とHERO'S、どちらにも参戦して、両方でチャンピオンになれるよう頑張りたい。

アレクセイ・イグナショフvsピーター・ボンドラチェック

イグナショフ復活なるかがテーマ。いいパンチを当ててる。右ストレートでダウン奪取。かなりダメージがありそうだが続行。KO間近にゴングに救われるボン。2Rに入ってやや落ち着いたかと思われたが、ロープに詰めたイグナショフが強烈なストレートを打ち抜き、KO。
イグナショフとなって蘇ったか?

ナオフォール“アイアン・レッグ”vsアティラ・カラチュ

今日はGP予選トーナメントの試合もきっちり流してるな。
アイアンレッグがハイキックでKO。カラチュ失神。ホーストのようなきれいなフォームのハイだった。
久々にK-1らしいKOシーンを見た。

レミー・ボンヤスキーvsジェロム・レ・バンナ

今日一番楽しみな一戦。しかしバンナといいサップといい、あまり試合したくないのに無理矢理出場させられてる気がする。左腕は大丈夫なのか。
バンナがプレッシャーをかけて前に出て、コーナーに詰めて豪快なパンチを打つ。レミーはそれをガードするとバンナの左腕にハイキックを集中。2R後半になると、両者手が出なくなる。3Rに入り再び打ち合い。しかし両者とも倒せそうな打撃は入らない。ゴング。
判定2-0でボンヤスキー。え?という感じ。有効打は無いにせよ、手数でははっきりバンナが上だったと思うが。
トーナメント最後の試合はブレギーがKO勝ち。
準決勝、マヌーフが拳の骨折で棄権。がっかり。8月のHERO'S参戦は間に合わないか?

アイアンレッグvsビヨン・ブレギー

2mのブレギーにハイを決めてダウンを奪うアイアンレッグ。しかし2R、パンチをもらってアイアンレッグダウン。直後に2度目のダウンでTKO。腹を押さえていたが、前蹴りが効いたか?アイアンレッグの方が見たかったが・・・。

アレクセイ・イグナショフvsゴクハン・サキ

2Rカットか。静かな試合。両者手数がない。どちらかと言えばサキが手を出している。いつものイグナショフに戻ってしまった。
判定3-0でサキ勝利。イグナショフのスランプは精神的なものなのか?決勝はどうでもいいカードに。

ゴクハン・サキvsビヨン・ブレギー

パンチでブレギーがKO勝ち。軽く打った感じのジャブでサキが失神。でもそんなにインパクトはなかった。

アーネスト・ホーストvsピーター・アーツ

サップは??????なんだかアクシデントで欠場?試合以外の煽りとか早送りしていたので事情が不明。直前で仕方ないとはいえ、ホーストvsサップで煽ってたんだからきっちり説明してくれないと。アーツもこんな直前で出場できるのか?メインのカードが1日前に変更なんてありえない(追記・1日前どころか1時間前だった。発表出来ないのは現場の人間も自体を把握出来ていなかったからかもしれないが、地上波には説明が間に合ったはず)。
なんかすごくぬるい。エキジビジョンマッチじゃないのか。2Rカット。二人ともライトコンタクトに見えるが・・・。「強烈なローキック」とか「会場のボルテージがすごい」とか、画面と実況のコメントが合ってない。ブーイングもかなり飛んでる。そりゃそうだろ。
判定3-0でホースト勝利。しかしアーツの出場は本当に直前に決まったようで、普通ならまず試合が組まれることはない。事実上エキジビジョンだったのだろう。それならそうとはっきり言うべき。
途中までは面白かったが、後半グダグダだった。シュルトも試合間隔の短さで出場に難色を示したが、欠場すると他のゴールデン・グローリーの選手も出さないと言われ仕方なく出たとか(ソース>http://blog.livedoor.jp/nhbnews/archives/50480714.html)。K-1の選手を奴隷のようにこき使う姿勢は館長時代からだが、その歪みが今になってどんどん出てきている感じだ。