http://www.deep2001.com/27/index.html
元パンクラス二冠王者で、HERO'Sにレギュラー参戦していた國奥がDEEP参戦。パンクラスとDEEPが蜜月だった時代にも参戦はなく、これが初のDEEPリングとなる。國奥はHERO'Sでは韓国大会での一本勝ちを除きホドリゴ・菊池・マッギーと３連続判定負け。いずれも微差で、菊池戦は本戦で勝っていたのではと言うほどの内容だったが、地味すぎてインパクトは残せず。もともとHERO'Sの階級分けにない76kg前後で戦っていたこともあり、一度も地上波で試合が放送されることはなかった。HERO'Sのリングに上がるチャンスは遠のいたかと思われていたが、突如対抗団体であるDSE傘下のDEEPに出場。國奥は前田SVが練習を見ているという話もあったが・・・。
体格的にはPRIDEの73kg級がベストかもしれないが、日本人は十分間に合っている階級だけに、地味な國奥はDEEPでタイトル獲得級の活躍をしない限り武士道出場は難しいだろう。DEEPでは76kg王者の中尾が当面の目標となるが・・・地味すぎて話題になりそうにない。
また、グラバカの石川がほぼ２年ぶりの復帰戦を飾る。パンクラスからの独立後初の試合。日本人有数のパウンダーで、DEEPのリングでは桜井隆多に完勝したこともあるので、82kg級のタイトルに絡んでくるだろう。王者の長南はベルト返上・階級変更も示唆しているが。ただ、やはり武士道の83kg級となると、グラバカ勢が3人も参戦しているので、通常よりハードルが上がってしまうだろう。
