大晦日の話題の前に埋もれてしまった感がある。そこそこの大物や未知強が出てはいるのだが・・・。
２年ぶりの復帰戦となった石川英司だが、アカーシオやカストロにも勝っている柔術家・ペジシュンボに判定負け。２年ぶりの試合にしては強豪すぎ（しかも日本での知名度は低すぎ）で、ちょっと気の毒だったか。王者長南にも、次期挑戦者桜井隆多にも勝っている選手なのだが。
HERO'Sから捨てられた？國奥も、中尾に判定勝ちしているモンテイロに負け。しかもポジション取られまくり、攻められまくって1R一本負け。勝てば一気にタイトルマッチの可能性もあったが、ギャンブルは失敗に終わった。
メインのライト級王座挑戦者決定戦は横田がBarbaro44に2-0判定勝ち。王者の帯谷は武士道で何も出来ず連敗している状態で、ベルトを奪えても内容が良くなければ上には行けないだろう。来年は武士道も廃止の方向らしいし、今よりさらにハードルがあがるだろうから。
DEEP名物でどうでもいい企画の一つである国別対抗戦だが、男子は日本が韓国に３戦全敗。
キム・インソクは川尻の武士道デビュー戦でひどいイジメファイトでやられたのが印象的なキャラで、先日もパンクラスで大石にKO負けしているが、今回は伝説の喧嘩屋・総合格闘家としては弱いBULLに判定勝ち。10月のDEEPで窪田を圧倒したキム・ドンヒョンは、同じく窪田に今月のClubDEEPで秒殺KO勝ちしている安藤にKO勝ち。山宮に勝ち、武士道では郷野に腕十字で負けたキム・デウォンは白井祐矢にKO勝ち。メジャー団体ではなんだか良くわからないコリアン抜擢がよく見られるが、底辺の方では確実に実力が上がってきている。
