格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★大晦日残り物雑感

まだ触れていなかったことをざっくりと。
田村vs所
試合後、前田が田村にトロフィーを投げつけるように渡していたことがプチ事件だったが、特にこの先発展するような気配もなく、ただちょっと嫌な感じになっただけで終わってしまった。納得できない勝利だったとしても、勝った直後に気分を台無しにされた田村はちょっと気の毒。
試合後のインタビューで田村は「動きがある試合を見せたかったがリスクがあったのでできなかった」と言った。そりゃリスクは高かっただろうけど、普通に体重差で勝つような試合をしたら何の面白みもないのだが。ただ、試合後に弟子の中村大介を所と戦わせたいという発言をしていて、中村のブログでも所に対戦アピールをしたらしいことが書いてあったので、中村vs所を組んでもらうために、ハイリスク・ローリターンな所戦を受けたのかもしれない。
所vs中村だと中村が勝つ確率もかなりあるだろうけど、それで中村がHERO'Sミドル級のトップでやれるかと言ったら無理だと思うし、政治力じゃなくて実績を積んで自力で所戦が組めるところまで上がっていったらいいのでは。朴レベルでもケージフォースで実績を積んでいるのに。あと、所は増量しても70kgちょっとしかないので、KID級まで落とした方がいいだろう。61.2kgまで落ちるのかは分からないが。
ニコラス・ペタスvsキム・ヨンヒョン
シルム時代はホンマン以上の実力を誇ったヨンヒョンだが、2戦目であっさり潰される。こう見ると、ホンマンはただ大きいだけじゃなく、格闘技の適正がかなりあるのだろう。初期のホンマンはかなりプロテクトされていたのもるが。
メルヴィン・マヌーフvs西島洋介
西島はマヌーフのパンチが見えていて、猛攻を受けながらも紙一重でかわしていたところはさすがだったが、攻めに移る前に終わってしまった。マヌーフは目先の一勝を拾いに行くようなキャラでもないのに・・・とちょっと落胆したが、それ以上に西島がにがっかり。一緒に練習している小路は1年前とは別人でもう総合格闘家になっていると言っていたが、変化は感じられなかった。今後は船木や柴田らと対戦していけばいいだろう。