今後のUFCの展望をヘビー級とライトヘビー級でまとめてみました。
ヘビー級
UFC82(3/1 アメリカ・オハイオ)
- ヒース・ヒーリングvsチーク・コンゴ
- アンドレイ・アルロフスキーvsジェイク・オブライエン
UFC85(6/14 ロンドン)
- ブロック・レスナーvsTBA
- ミルコ?
クートゥア離脱問題で層の薄さが心配になったヘビー級だが、UFC81のセミ・メインでそれぞれの選手が持ち味を出した。特にセミはレスナーの今後に期待できるだけでなく、パッとしなかった元王者ミアの再評価にもつながったのが良かった。
新王者ノゲイラはクートゥアとの対戦をアピールし、ダナも煽ったものの、実現の可能性は低そう。ミルコはGAME AND MMAさんによると現役続行を宣言したとのこと(http://gameandmma.blog29.fc2.com/blog-entry-1004.html)。ヨーロッパ人気でロンドンあたりの復帰か?
長らく飼い殺しされていたアルロフスキーだが、結局契約更新されず82での離脱が噂されている。82で対戦するのは総合無敗、UFCでも4戦4勝のオブライエン。この試合で勝てばトップに絡んでくるか。UFCではぱっとした結果を残せていないヒーリングだが、新王者ノゲイラをかつて苦しめたことで評価は上がったか。82ではミルコを破ったチーク・コンゴと対戦。
81のセミ・メインの4人と、ファブリシオ、ミルコ、ゴンザガ、ヒーリング、コンゴ辺りで当てていけばまだまだ新鮮なカードは作れるし、なんだかんだ言っても世界トップ10のうち半分以上は押さえている。しかしやはりクートゥアとヒョードルがいないので真のトップという感じに欠けるが・・・。
今後はファブリシオ、ミア、UFC82での勝者あたりが次の挑戦者としたら妥当だが、クートゥアの離脱問題が解決するまでは、あくまで統一戦実現を優先させて防衛戦は組まれなそう。
ライトヘビー級
UFC84(5/24 アメリカ・ベガス)
- ティト・オーティスvsLYOTO
- ラシャード・エヴァンスvsチアゴ・シウバ
- ヴァンダレイ・シウバvsキース・ジャーディン?
UFC85(6/14 ロンドン)
- チャック・リデルvsマウリシオ・ショーグン?
TUF7ファイナル(6/21 アメリカ・ベガス)
- クイントン・”ランペイジ”・ジャクソンvsフォレスト・グリフィン?
Sherdogのランキングで1位から10位までをUFCが独占しているライトヘビー級。
王者ジャクソンとグリフィンは4/2開始のTUF7のコーチなので、ファイナルでやるかどうかはまだ発表されていないが、たぶんコーチ対決がどこかで組まれるだろう。ちなみにTUF7はミドル級。出場者の名前を見ても誰一人知らない・・・。
http://mmajunkie.com/ufc-rumors/the-ultimate-fighter-7-rumors/
シウバの2戦目はリデルに勝ったジャーディンの噂。LYOTOはティトに勝てばトップ選手として認識されるだろうが、リデルvsショーグンもあるし、タイトルマッチまではさらに1,2戦は必要だろう。ソクジュ・中村和裕もいるが、この状態では当分チャンスは回ってきそうにない。中村は試合の話がないが、このままフェイドアウトして戦極に参戦した方が良いのでは。長南は試合間隔が空けば他のイベントに出られるという契約らしいが、中村はどうなのだろう。
この階級はトップ同士の対戦が次々に実現しそうで楽しみ。