格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★K-1 WORLD MAX2008感想

城戸vsキシェンコ

コシノジュンコのガウン長っ。
1Rローで城戸が攻勢になったときには「もしや」と思わせたが、2Rにはパンチのコンビネーションで捕まり、逆にローを効かせられてしまう。しかし最後までダウンはせず、終盤に攻め込んで見せ場も作ったし、十分良くやった。今回は予選から組み合わせに恵まれたところもあるけど、まだ若いし将来が楽しみ。

アンディ・サワーvsスティーブルマンズ

準々決勝と準決勝以降が別の日になったことで、トーナメントの試合があまりカットされなくなったという利点もあった。
たぶん初見だと思うスティーブルマンズ。ディフェンディングチャンピオン相手にそれほど差はない内容だった。ただ1Rの膝と3Rのパンチで明らかに効いていたためポイントを失い判定負け。その2発を凌げばわからなかった。サワーが巧かったということか。

電通マンvsMASAKI

この試合流すかぁ。だったらジダvsレミーガを流して欲しい。まあ話題性が大きいからしょうがないのか。はっきりわかるくらいレベルが低かった。ドクターストップ勝ちしたけど、次はあるか?そんなに有給も使えないだろうし・・・。

佐藤嘉洋vsブアカーオ・ポー.プラムック

2Rまでは2月と同じような内容で、また過去2年と同じか・・・と思ったが、3Rに入りローを効かせるとパンチでKO!谷Pの「初めてですよKO!」というのを聞いた時は、佐藤のKO勝ちが初めてなのかと思ったが、そんなわけなかった。過去にK-1では一回KO勝ちしてた。次はもう魔裟斗戦しかないでしょう。賞味期限切れになりそうだったが、最高のシチュエーションで回ってきた。

上松vsユアザパピュチス

ついに60kg級スタート。しかしMAXと比べてびっくりするほど速いと言うほどでもない。KOした膝連打はロープを利用してたような。

大月晴朗vs相手の人

ダイジェストか・・・。良い所だけ切り取った感じなのか。3R2分59秒でのKOが良かったのか、それだけ長引いてしまったのか、相手のレベルも不明で良くわからず。ノーカットで見たかった。
これで60kg級終わり?定着するには何かきっかけがないと難しそう。イケメンで世間の壁を崩せるか?

アルバート・クラウスvsマイク・ザンビディス

2Rから。いかにもMAXという試合。良くも悪くもだが。こういう試合はマンネリを感じてしまうこともあるので。判定1-0で延長・・・かと思ったらザンビディスがカットでドクターストップ。残念。

魔裟斗vsドラゴ

他の選手には「もっと攻めて欲しい」「倒しに行って欲しい」と希望を出す谷川Pが、去年当たりからの魔裟斗に対しては「もっと安全に行って欲しい」と言っているのが面白い。最近の魔裟斗はそれくらい攻めてる。ただ打たれるのも多くなっている。前回のカラコダ戦後は記憶が飛んだらしいし、ダメージの蓄積が心配だ。
ただ、ポイントほどの差はなかった。ドラゴもクリーンヒットは多かったし。3ポイント差はつけすぎでは。ドラゴは試合後足を引きずっていたので、ローはかなり効いていたみたいだが。
以前からマンネリを感じてきたMAXだが、次回は魔裟斗vs佐藤が組めるのが大きい。日本人が確実に決勝に行けるし。
ジダvsレミーガは1R1分43秒、ジダがKO勝利。見たかった。