格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★ヒース・ヒーリングvsブロック・レスナー

地元ミネアポリス出身のレスナーには当然大歓声。ヒーリングにはノーリアクション。身長にはさほど差がないが、体の厚みは全然違う。
いきなりキックで飛び込んでいくレスナー。そしてパンチでヒーリングが後方にダウン!そのまま後転して立ち上がるヒーリングに組み付いていきギロチンに捕らえる。が、絞めるのではなく抱えているだけ。ダメージから回復したのか、ヒーリングはボディにパンチを入れていく。離れた。レスナータックル。インサイドからパンチを一発落とす。スクートに。レスナーが飛び込んでいくとヒーリングは亀に。レスナーがバックについてパウンドを入れていく。一発一発がすごく重そう。しかしヒーリングも頭を振ってディフェンスしている。脇腹に膝を入れるレスナー。亀のまま腕を抱えてパウンドを防いでいるヒーリング。やや攻めあぐねているレスナー。時折パンチを入れる。残り30秒。客を煽るレスナー。ホーン。
圧倒したレスナーだが、永田ポジションをとったヒーリングにやや攻め手をかいている。スタミナは大丈夫か?ヒーリングは左目が大きく腫れている。客席にジェシー・ベンチュラが。
レスナーのタックルを受け止めたヒーリング。犯れて、再び組み合ったが、ヒーリングの投げが潰されてグラウンドへ。ヒーリングはまた亀。顔面をはらしながら必死にディフェンス。サイドにつくレスナー。アームロック狙い。しかしすぐ察知したヒーリングはまた亀に。金網に押しつけて立ち上がることに成功。レスナーはボディに膝。ヒーリンググロッキー。体勢を入れ替えてヒーリングが膝・パンチを入れる。再びレスナーがテイクダウンしたところでホーン。
ヒーリングは攻められながらも良く凌いでいる。しかしかなり消耗しているし逆転は難しいか。レスナーはそれほど疲れた様子は見せていない。
ヒーリングが組み付いていって金網際に押し込むが、体勢を入れ替えられてボディに膝をもらう。バックに回ったレスナーに対し、ヒーリングはまた亀。脇腹に膝を入れていくレスナーレスナーもちょっと疲れてきているか?攻めが単発。下から桜庭ロックに捕らえようとしたヒーリングだが、腕を抜いたレスナーはマウントへ。が、ヒーリングが回転してまた亀。レスナーもせめがなくなってきた。チョークを狙うが脱出し、スタンドでパンチを入れるヒーリング。しかしすぐ捕まってテイクダウンされる。ハーフからバックに回るレスナーだが、また亀。ヒーリングは前転して足関を狙おうとするが失敗。レスナーがパウンド。しかしスタミナ切れか、力がない。ホーン間際に手を挙げて勝利をアピールするレスナー
内容では圧倒したが、ヒーリングの卓越したディフェンスの前にKOまでは奪えなかった。ノゲイラUFCデビューの時も思ったが、売り出したい時にヒーリングというのはあまり良くないのでは。圧倒は出来ても凌がれて判定まで持ち込まれてしまう。逆にこれといった強力な武器もないので、一番安全に勝たせられると思っているのかもしれないが。
判定3-0でレスナー。層が薄いとはいえ、UFCヘビー級トップの一角を崩したのだから、レスナーも十分メインで使える実力があることを示した。決定力不足も露呈したが、これはヒーリングの防御が巧かったのかも。