格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★戦極第四陣予想

午後4時より。

第1試合 ヘビー級 ワンマッチ 5分3R
高橋和生 vs ヴァレンタイン・オーフレイム

高橋がいつも通り正面から打ち合いを挑んで、いつもどおり散る。兄者は戦極ヘビー級なら実力的に活躍できそう。兄者KO勝ち。

第2試合 ヘビー級 5分3R
ピーター・グラハム vs モイス・リンボン

リンボンは経歴を見ると特に突出したところがない中堅選手だが、じゃあグラハムはどうなのって言ったら、総合2戦目のビギナーなわけで。藤田戦ではまだ総合に対応できてなかった。打撃のレベルは高いから、タックルを切る技術さえ覚えれば化けるかもしれないが。レスリングの実績があるリンボンからどれだけスタンド維持できるか。もう1年後ならグラハムが有利だったかもしれないが、まだキャリア1年に満たない今ではリンボンが上回るだろう。リンボンがキムラで一本勝ち。

第3試合 ヘビー級 5分3R
パウエル・ナツラ vs ヤン・ドンイ

これもあまり高くないレベルで実力が拮抗している試合。地味に実力を上げてきたナツラだが、ブランクと年齢による衰えがどう出るか。ナツラは今年5月にポーランド金親幸嗣との対戦が組まれていたが、直前で大会自体が中止になっている。試合のブランクは2年近くあるが、トレーニングに関してはちゃんと出来ていると見てナツラ一本勝ち。

第4試合 ライト級GP 2008 1回戦 5分3R
廣田瑞人 vs ライアン・シュルツ

シュルツはMARSでの弘中戦の時はかなり鋭い打撃を放っていたが、グラウンドの技術はさっぱりで、下からの十字にあっさり捕まって一本負けしていた。しかしそれから2年半で10試合以上の経験を積んでおり、もう別物になっているだろう。判定以外の勝利は全てパンチでKOの廣田との壮絶な打撃戦を期待。シュルツKO勝ち。

第5試合 ライト級GP 2008 1回戦 5分3R
横田一則 vs ボーヤン・コセドナ

実績で明らかに一枚落ちるコセドナー。横田が楽にKO勝ち。

第6試合 ライト級GP 2008 1回戦 5分3R
光岡映二 vs ホドリゴ・ダム

逆にここは両者厳しい組み合わせになった。かつてはクリス・ブレナンに1試合で二度も極められて負けたこともあった光岡だが、ここ5年間は一本負けなし。ハンセンにもフロントチョークでキャッチを奪い判定勝ちしている。ダムは前回はマスヴィダルをパンチでKOしたが、ラッキーパンチだとも言われていて、打ち合いでは劣勢だった。しかしそれでも前回はほとんどタックルを見せず。一番の武器のダムミッションを見たいところだが。光岡が一本を取るのは難しいだろうから、タックルを切って打撃勝負をするか、テイクダウンして塩漬けにするか、どちらかを狙いたい。打撃だと光岡か?光岡判定勝ち。

第7試合 ライト級GP 2008 1回戦 5分3R
北岡 悟 vs クレイ・フレンチ

GPのラストを飾るのが北岡。期待の表れ?フレンチは青木戦では良いところなく1Rで一本負けしたが、サブミッションキングの異名を持つほど極めの強さが売りの選手。北岡は事実上足関とフロントチョークのみ。モンテイロ戦では打撃でも良い物を見せて、わりと正攻法で攻めていたが、その後の試合はフロントチョーク&足関にこだわるトリッキーな攻めになっていた。前回もフロントチョークだったし、そろそろ外国人でも北岡のフロントチョークは警戒してくるはず。トレンドの最先端であるアメリカを主戦場とする相手に、フロントチョークを読まれていながら決められたらすごいのだが。しかしこだわると逆に危ないと思う。打撃でも対抗できる相手だと思うし、この先を考えたらトリッキーのみで勝ち上がるのは難しいので、正攻法での勝利を期待したい。北岡判定勝ち。

セミファイナル ミドル級 5分3R
瀧本 誠 vs フランク・トリッグ

セミだがトリッグは来月からのミドル級GPへの参戦は微妙?もともと三崎には勝っているのだし、GP王者vs三崎の勝者とやってもいいくらいだが。瀧本はまだトリッグレベルのトータルファイターと対戦するのは厳しい。トリッグ判定勝ち。

メインイベント ライト級 5分3R
五味隆典 vs ハン・スーファン

グラウンドにはまだ穴が多いスーファン。しかし、レベル的にスタンドでのKOが期待されている五味にとっては、相手の隙をついての勝利では評価が上がらないという、美味しくない試合。もっとも、打撃のみでも五味が劣るとは思えないが。ただスーファンには一発の怖さはある。五味が打撃戦を受けて立てば、どちらもKO勝ちがあり得るスリリングな試合になりそう。五味KO勝ち。
いつも通りPPV実況します。