バンナvs澤屋敷
澤屋敷は1回目ほどは逃げてなかったし、判定まで良く持ち込んだと思う。まだまだ体が出来ていないので、しばらくは100kg級でやった方がいいと思うが。
ルスラン・カラエフvsハリッド・“ディ・ファウスト”
勢いよく攻めていたカラエフだが、ガードが甘くパンチをもらってダウン。明らかに効いてる。2Rも結構パンチが入ってたし、冷や冷やした。スリリングで面白くもあったけど。
グラウベ・フェイトーザvsエロール・ジマーマン
2Rにダウンも奪って優勢に試合を進めていたジマーマンだが、最後は失速。判定勝ちしたが決勝ではちょっと厳しい。
チェ・ホンマンvsバダ・ハリ
ホンマンは体重を絞ったと紹介されたけど、腕や脚が細くなっているし、むしろ筋肉が落ちての体重減ではないだろうか。
動きもブランクを感じさせたが、2Rに手打ちの左フックでバダ・ハリダウン。
判定は一人だけ29-28でホンマン、2人ドローで延長。しかしホンマンが続行不能でドクターストップ。
ホンマンはほとんどパンチ一発だけでドローに持ち込んだという感じ。延長を戦う余力はなかったが。ハリは勝ったが、同じ巨人族相手に苦戦。打倒シュルトの期待はちょっとしぼんだ。
セーム・シュルトvsピーター・アーツ
ドローでいいと思ったが、アーツの勝ちが絶対おかしいというほどでもなかった。シュルトは以前のような強さが感じられなかった。アーツに研究されていて力を出し切れなかった。もともとアーツが苦手なタイプなのかもしれないが。
実況ではシュルトのつかみが多いと言われていたが、シュルトが首相撲を狙うとアーツがクリンチで凌いでいたので、お互い様という気がした。3Rはちょっとディフェンシブな首相撲が多かったが。
武蔵vsテイシェイラ
「ダウンではない!」「うそっ?」この試合のリングサイドにセフォーがいたが、負けた後だった。
テイシェイラはフォームも全然固まってないレベルだが、身体能力だけで勝ってしまった。
試合後にちらっと決勝のカードが。
組み合わせ抽選もうやったんだ。知らなかった。例年のフォーチュンボックス方式だったのか、最初から山組が決まってたのかは不明。
追記:試合後のリング上で抽選が行われたとのこと。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2008/2008092701/12.html
いつも通りのフォーチュンボックス方式。
シュルトが負けたことでトーナメントが面白くなったと言うことは、残念ながら認めざるを得ない。ポジティブに考えれば、もう今後は「シュルトは強すぎてつまらない」という言われ無き批判を受けることもなくなったと言える。まあまた勝ちだしたら言われそうだが。。