格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC89展望

全カード&見所はこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/3861758/
日本のファンとしては郷野の11ヶ月ぶりとなる復帰戦が注目となるが、当初はPPVマッチと思われたこの試合が前座のダークマッチになる模様。発表された当時はメインカードの中に入っていたのだが、カードの追加や変更のせいで押し出されてしまった。今回から復活するWOWOWでの中継では放送されるか?
メインはミドル級・地元イギリスのマイケル・ビスピンvsクリス・レーベン。共にTUF出身の人気者で、ビスピンはミドル級に落としてから2連勝中。ここで勝てばアンデウソンへの挑戦も見えてくる。
セミはヘビーから階級を落として2戦目のブランドン・ヴェラと、ヴァンダレイに負けて以来の復帰戦となるジャーディン。ヴェラのライトヘビー初戦はパッとしない内容だったし、二人ともこの試合で調子を上げたいところ。
ソクジュの相手はブラジル人のルイス・カーンUFC初戦ではグラウンド膝で反則負けになっているが、前戦は1RTKO勝ち。上り調子同士の対決。
他のメインカード2試合は郷野と同じウェルター級。ポール・テイラーはイギリス出身でイギリス大会のみ出場のご当地選手。相手はザ・中堅のクリス・ライトル。これがUFC16戦目のベテランで、ここまでは7勝8敗。戦績的にリストラされてもおかしくないが、地味に生き残っている。
もう1試合もご当地選手のポール・ケリーが出場。ケリーは総合7戦無敗。前回はポール・テイラーに判定勝ちしてUFC初陣を飾っている。相手のマーカス・デービスはアメリカ人だがなぜか4戦続けてのイギリス大会出場。現地ではすでにお馴染みになっているか。
郷野も地元選手との対戦とはいえ、ダン・ハーディUFCデビュー戦ということで前座に回されてしまったか。門馬・石毛を破っているハーディは侮れないし、長いブランクも気になるところ。
このイベントは「インターナショナルイベント」というくくりで、PPVはなくSpikeTVでの無料中継になっている。ただし、時差があるので録画中継。もちろんイギリスでは生中継される。ネットPPVについては、以前はイギリス大会の時はヤフーでライブPPVがあったが、今回は実施されない。代わりにUFCオフィシャルサイトでやるようだが、アメリカ・カナダ・イギリス・ブラジル・韓国・フィリピンからの視聴はブロックされるらしい。
http://video.ufc.com/geocontent.aspx?cbid=9200
当日中継がある国はテレビで見てね、ということなのだろうが、日本からの視聴は可能なのだろうか。開始は日本時間早朝の予定だが・・・。