じわじわ間合いを詰めていくLYOTOに対し、ステップを踏んでサークリングし距離を取るエヴァンス。スタンド見合いに対し、いつものように観客からブーイング。しかしまだコンタクトしない両者。２分経過。LYOTOが飛び込んで左ハイ。ガードの上。今度はエヴァンスが飛び込んでパンチを放つがヒットせず。待ちエヴァンスに対し左ミドルを入れるLYOTO。盛んにパンチのフェイントを入れるエヴァンス。またLYOTOが左ミドル。一瞬組み付くが離れる。残り１分。左ミドルからのパンチでエヴァンスが尻餅。すかさず上になったLYOTOがハイスピードのパウンドラッシュ。が、エヴァンスは立ち上がって逃れる。スタンドで蹴っていくLYOTO。ホーン。
予想以上に両者の見合いが続く。1RはLYOTOが取ったが、エヴァンスもダメージは無さそう。
2R。ロー、ミドルを入れていくLYOTO。会場からはマチダコール。エヴァンスがよっぽど嫌われているのか。組んだLYOTO。両差し。倒そうとするが、エヴァンスが金網を背にしてこらえるとすぐ離れる。パンチで飛び込んだLYOTOに対し、エヴァンスもパンチを返す。間合いを詰めたエヴァンスのアゴにLYOTOのパンチがヒット。膝をつくエヴァンス。すかさずLYOTOがラッシュ。立ち上がったエヴァンスにさらに追い打ち。金網際に詰めてパンチ連打。アゴを捕らえ、エヴァンスが完全にダウン。レフェリーが止めた。新王者誕生。
一方的な内容でLYOTO完勝。エヴァンスは初めての敗北。
