HIROYAvsキコ・ロペス
試合中のテロップが「この後すぐ 神の子KID登場」。相変わらず露骨。1Rダウン取ったのに10-9？2Rになったらロペスがおとなしくなり、地力と体格差でHIROYA優勢。HIROYAがダウン取ったら２ポイントか・・・。KOできるかと思ったが、相手が逃げに入ったこともあって判定勝ち。
HIROYAは今後どうするんだろう。通常70kg程度ではMAXでやるには厳しいし、60kgには落とせない。65kgくらいのHIROYA級でも作るんだろうか。結局高校を卒業したらベストウェイトを無視してMAXに出るしかなくなるんだろうけど。
山本“KID”徳郁vsチョン・ジェヒ
マジッスか。ムエタイスタイルというより以前のパンチ主体のスタイルに見えた。スウェーでかわした後のパンチがヒットして、チャンスと見て攻めたが、かなり雑な攻めで、逆にパンチをもらってしまった。カウント数えるまでもなくストップするべき倒れ方。
しかしDREAMの時も思ったが、もう全盛期のKIDは戻ってこないのではないか。
山本篤vs渡辺一久
さすがに打撃ルールが初めての山本篤では問題にならなかった。渡辺にキャリアを積ませるにはこういうマッチメークがちょうどいいんだろうけど。
ここまで総合の選手が３連敗。
ドラゴvs山本優弥
優弥はかなり厳しいと思っていたが、打ち負けながらも前に出続け、攻め続けて逆転。個人的には2Rもイーブンだと思った（2R優弥なら1Rはドラゴだと思う）ので、ドラゴには気の毒だったが、3Rも守りに入らなかったのは良かった。
アルトゥール・キシェンコvsアンディ・サワー
延長ラウンドまでほぼ差がないまま終了。最終ラウンドはややサワー。キシェンコも全然負けた内容ではなかったので、リザーバーには残って欲しい。
アルバート・クラウスvsジョルジオ・ペトロシアン
ダイジェスト・・・。大差の判定がついたので、ペトロシアンが圧勝だった模様だが、短すぎて全然分からなかった。
KIDvsジェヒ
いきなり再放送ですか。この時間あるなら前の試合もっと流してくれと・・・。
魔裟斗vs川尻達也
ローはカットせずに、なるべく打たれない距離から攻めていた川尻。パンチが入ればチャンスはあっただろうし、実際入ってもいたけど、さすがに魔裟斗は打たれ強い。安全策でローを入れながらも、パンチで圧倒。2R序盤に川尻が突っ込んできたのが最後のチャンスだったか。後は余裕で流しながら戦っているように見えた。まるで最後のK-1のリングを名残惜しむように。KOする前にタオルが入って終了。本職じゃない選手相手なんだから当たり前の結果だが。
全試合結果
http://www.k-1.co.jp/jp/event/2009/0713_max/index.html
放送されなかったトーナメントの試合ではブアカーオが判定勝ち。リザーブマッチで佐藤はスプリット判定勝ち。前座の日菜太はチンギスハンに判定負け。
KIDの試合後のコメントより
http://www.k-1.co.jp/jp/event/2009/0713_max/07_results.html
――今後もDREAMとK-1、両方のリングに上がりますか？
KID K-1…どうだろ。オファーが来れば闘うっていうのはある。総合の選手なんで、立ちも寝技も組み技でできないといけないからね。オファーが来て、やらせてくれるならやります。
K-1参戦は消極的？DREAMに出るにしても、以前言っていたような、トーナメントの優勝者と対戦というような「飛び級」扱いはできないのでは。五味とかぶる。VTJに出て、その後WECというのが一番イージーかもしれない。
