藤原は今まで総合ルールはZSTでしか戦ったことがなく、しかも普段の階級は藤原60kgに対し宮下62kg。舞台が金網ということである程度経験不足はチャラになるかもしれないが、やっぱり厳しい。
宮下判定勝ち。
<ヘビー級ワンマッチ>
アリスター・オーフレイムvsジェームス・トンプソン
ゴング&ダッシュが止まったところでアリスターがKO勝ち。
<ミドル級ワンマッチ>
桜庭和志vsゼルグ“弁慶”ガレシック
菊野vsアルバレスに次いで注目の試合。
突如ストライカー(マヌーフ)からグラップラーに変更になった弁慶も楽ではない試合。もともとグラウンドに穴があるが、マヌーフが相手ならその部分の対策は全くしていなかっただろうし。桜庭にも十分勝機はある。コンディション次第だが。前回のボクサー戦では現在のコンディションがまったく判断できなかったので良くわからないが、出てくるということはそれなりに動ける自信があるのでは。桜庭の現在の実力が評価できる試合。
弁慶KO勝ち。弁慶はストライカーではあるけど、それほどKO勝ちしているわけではないので、今の弁慶にKO負けするようなら、トップクラスとの対戦はこれが最後になるだろう。
41歳で総合の練習もしてなかったであろう石澤がどうやって勝つか全く想像できない。
柴田判定勝ち。
<ウェルター級ワンマッチ>
マリウス・ザロムスキーvsペ・ミョンホ
ザロムスキーはGP一回戦を見ていたら、準決勝進出者では一番格下に見えたし、まだ実力が掴みきれていない。相手のミョンホはM-1チャレンジでナシメントとやったのは見た気がする。戦績を見ても、池本よりは下かなという印象。王者ならきっちり勝って欲しいが、結構苦戦するかもしれない。負けはないだろうけど。
ザロムスキー判定勝ち。
塩漬けファイタービービにとって、ケージでやるというのは鬼に金網。長期戦を戦うスタミナもある。結果的に唯一のご当地ファイターとなった吉朗だが、高谷戦では動きは悪くなかった。メジャーのリングでもようやく力を出し切れるようになったか。吉朗が勝つとしたらKOしかない。
ビービ判定勝ち。
<ライト級ワンマッチ>
弘中邦佳vsパーキー
DEEPではインパクトのある勝ち方をしていたパーキーだが、タイトルマッチに絡めるくらいまで、もうちょっとDEEPで実績を積んだほうが良かったのでは。しかも相手は金網マスター弘中。これは厳しい。
弘中がチョークで一本。
<ミドル級ワンマッチ>
ユン・ドンシクvsタレック・サフィジーヌ
下に書いたとおり、最近のドンシクの調子なら、階級差があってもサフィジーヌ判定勝ちで。
最注目カード。アルバレスはDREAMとの現在の契約はこの試合までらしい。ベラトールのシーズン2は来年4月からということで、その間もう1回くらいは呼べるかもしれないが、タイトル戦には絡めにくい。負けたら菊野が一方的に下がるだけで、DREAMにとってはプラスはない。菊野の勝ちが期待されたマッチメーク。
アルバレスがプレッシャーをかけてきても、コーナーには詰められないので、その点では金網が菊野にとって有利に働くかもしれない。
それでもアルバレスがプレッシャーをかけてきてパウンドでTKOと予想。