格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★10/25格闘技祭りその2:パンクラスディファ有明大会

カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2009/1025/index.html
第1〜3試合まで、前回大会で誕生したばかりの今年のネオブラ王者vsランカーの対戦。ランカーも活きがいい選手ばかり。活きがいいもの同士で最初から盛り上げてくれそう。
第4試合は初参戦同士のライトヘビー級戦。どちらかというと、軽量級マッチが多い中でのメガトン枠的な試合。今ライトヘビーはランカーがいないので、タイトル挑戦へもすぐ手が届きそうだが、それにはまず結果よりも今後定期参戦するかどうかだろう。
第5試合の赤井vsジョン・ジンソクは、前回ジンソクのケガで流れたカード。赤井は去年の10月からディファ7大会のうち6大会に出場になる。ここまで5戦して負け無し。非常にアグレッシブで気持ちが強い選手で、前回はパンクラスデビュー戦の鹿又相手に打撃戦を挑んでドローに持ち込んでいる。なにげに戦極王者金原、DEEP王者大塚にも勝っている陰の実力者。初の国際戦となるが、きっちり勝っておきたい。
第6試合はその赤井と引き分けたもの同士となるアライvs鹿又。鹿又は念願のパンクラスデビューだったのに、本来の実力を出し切れなかった。対するアライはDEEP含め2連勝中だが、タイトルを狙うためには負けられない試合。
金井vs天心は、天心総帥がどれだけ頑張れるかしか見所がなさそう。
メインから4試合には王者が出場。ただし、メインの近藤以外には大舞台に上がった経験はない。
ワダタクは逆輸入ファイターの宇良健吾と。これでパンクラス20戦目となるワダタクだが、ここまで一本勝ちは1回のみ。ここはきっちり一本を取って欲しい。
バンタム級王者井上は、元修斗王者の大石と。大石は所属するK'zファクトリーがパンクラス出場NGのためフリーとなったとのこと。40歳の大石だが、去年はケージフォースのバンタム級トーナメントで、徹肌ィ朗らを破り決勝まで勝ちあがっている。修斗王座から陥落して6年になるが、第2の円熟期に入った感がある。対する井上は現役バンタム級王者ではあるが、バンタム級での実績は王者決定戦の川原戦のみ。その川原戦で勝ったものの大ダメージを受け、これが10ヶ月ぶりの復帰戦となる。まだ王者の自覚はないかもしれないが、他団体からの侵略者相手には負けられない。
セミはフライ級タイトルマッチ。6月に戴冠したばかりの砂辺が早くも初防衛戦に挑む。相手は無敗の廣瀬。王者決定戦の相手の江泉がKOラッシュで勝ちあがってきた相手なら、今回の廣瀬は判定ラッシュで勝ち上がってきた、塩漬け戦法の選手。砂辺にとっては江泉よりも嫌な相手だろう。勝てばとりあえずランカーを全て下したことになり、次のステップに進むことができる。
メインは近藤の復帰2戦目。前回はあまりにも参考にならない相手だったので、今回が本当に近藤が復活したかどうかが問われる試合になる。相手の久松は地味に強い選手ではあるが、近藤には圧倒して勝つことが求められている。