一応セミということでちゃんとした煽りVも作られて煽られる。実際はレスナーvsカーウィンが流れて繰り上がっただけだが。
計量失敗の常連だけあって、体がでかいアンソニー。まずは距離を取っての牽制。コスの右フックがヒットするが、アンソニーは効かずに打ち返し、コスの額あたりにパンチをヒットさせる。タックルのフェイクを入れながら前に出るコスだが、タックルで入った所にアンソニーの右がヒット。金網際まで後退。しかし出てきたアンソニーにカウンターのタックル。胴タックルから投げたが倒せず下に。シングルに切り替えて倒そうとしたが、アンソニーはがぶる。離れて膝。これが膝立ちのコスの顔面にヒットしてしまい、反則が取られる。ダメージがけっこうありそうなコス。ビデオで見ると膝蹴りは腕でガードしているように見えるが。左目が塞がっているとアピールするコス。アンソニーの指が入ったか。
長いインターバルから再開。スタンドでは自信を持って前に出てくるジョンソン。ミドルやローも入れる。コスは遠い間合いから高速シングルで組み付くことに成功し、そのままバックに回りテイクダウン。亀で堪えるアンソニー。バックマウントからチョークを狙うコスだが、足が入っていないために逃げられる。アンソニーが上になった所でホーン。
1Rは微妙だが、反則減点がないなら心情的にアンソニーには入れづらい（追記・アンソニーには１点減点があった模様）。
打撃の間合いで打ち合うが、コスのパンチの際に今度はコスの指がサミングとなり、痛みで転げ回るアンソニー。またインターバルが取られる。荒れた試合になってきた。再開。
足を止めての激しい打ち合い。ややアンソニー優勢か。しかしコスはタックルでテイクダウン成功。金網際でハーフに。肘を落とす。しがみついているだけのアンソニー。残り３０秒でバックに回ったコス。チョーク。入った。タップアウト。
ダーティな試合になったが、最後はすっきり決着。
次期ウェルター級挑戦者と目されているダン・ハーディが見に来ている。ハーディはちょっと川村に似ている。
