格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★Strikeforce「Evolution」展望

カード&計量結果はMMA PLANETで。
http://mmaplanet.jp/archives/1072191.html
メインカードはロビー・ローラーvsトレバー・プラングレイが流れて4つに。日本向けに知名度がある選手が多い。
キング・モー全米デビュー戦の相手は、UFC・IFLのキャリアを持つマイク・ホワイトヘッド。白頭の希望でヘビー級戦となり、約20kgの体重差がある対戦となった。ホワイトヘッドは最近3年間ではレナート・ババルにしか負けておらず、前戦ではケビン・ランデルマンに判定勝ち。体格差もあり、モーにとってはイージーと言えない相手。
セミ前にはホナウド・ジャカレイ全米デビュー戦が。相手はヒョードルとも戦ったマット・リンドランド。塩判定のイメージが強いリンドランドだが、黒帯柔術家のトラヴィス・ルターから一本勝ちを奪うなど、極めも弱くはない。2003年のADCCで対戦した際にはジャカレイが腕十字で勝っているが、スタンドレスリングに難があるジャカレイにとっては嫌な相手。1Rで一本勝ちするか、ドロドロの判定試合になるかだろう。
セミはライト級統一タイトル戦・ジョシュ・トムソンvsギルバート・メレンデス。前回の対戦から、メレンデスはスタンドレスリングを強化し、かつて完封された石田に完勝してリベンジを達成(ヌルヌル疑惑もあったが)。前回は5Rすべてトムソンに取られるという完敗だったが、同じ展開にはならないだろう。トムソンはブランクが1年以上あるのが気がかり。
メインは映画俳優カン・リーvsスコット・スミスカン・リーは1年9ヶ月前にフランク・シャムロックからSFミドル級王座を奪って以来の復帰戦。その後のフランクの凋落振りを見ると、この勝利のみでカン・リーがトップ選手と見るのは難しいか。キャリアもまだわずか6戦。相手のスコット・スミスはロビー・ローラーとのミドル級戦でCBS全米生中継メインを張るなどの活躍もあるが、階級下のニック・ディアスに一本負けもしているので中堅選手レベル。しかしカン・リーの実力を測る意味ではちょうどいい相手かもしれない。
こちら→http://strikeforce.sho.com/でネットPPVあり。明日12時より。見られたら実況します。