格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★日本格闘競技連盟と戦極が青木の侮辱行為に処分を求める

http://www.kamipro.com/news/?id=1262853168

「当連盟参加団体の主催する試合において、同じ陣営の選手が今回の青木選手と同様の行為を取るならば、選手資格の取り消しをも含む厳罰な処分が下されることは言うまでもありません」として、「我々は、青木選手自身はもとより、彼をその影響下におき、煽り立て、結果としてかかる振る舞いに至らしめたと推測される関係者に対して、心からの猛省を促すとともに、然るべき処罰を強く求めます」と、青木真也だけではなく、その関係者に対しても厳しい処罰を求める内容となっている。

なお、青木サイドに求める処分内容を聞かれた稲村営業統括本部長は「内容に関しては向こうに任せたい。近々(青木サイドから)なんらかの発表があると聞いてます」と答えていた。

また試合後のインタビュー等においても、形式的に謝罪の弁は述べておりますが、青木選手から反省の気持ちを感じ取ることはできません。別紙のインタビュー記事(大会後の青木の試合後インタビュー)にも記載の通り、青木選手は笹原氏より厳重注意を受け「反省しています」と言いながらも、その後フィニッシュした極め技のことを「笹原さんが『刺しに行け』と言って、しっかり刺してきたので『笹原圭一2010』です」とコメントしたり、廣田選手の腕を「確実に折りにいきました」と述べるなど、誠意と謝意は微塵も感じられない言葉を重ねております。

いずれにせよ我々は、青木選手白身はもとより、彼をその影響下におき、煽り立て、結果としてかかる振る舞いに至らしめたと推測される関係者に対して、心からの猛省を促すと共に、然るべき処罰を強く求めます。少なくとも「厳重注意」「反省」といった、お手盛りの言葉とやりとりで許される類いのものでは決してないはずであると考えます。

処分は「厳重注意」なのだがそれでは不十分だと。それでいて「処分の内容に関しては向こうに任せる」とのことだが……。
もうそろそろ話題も鎮火してきたころだったのに。どうせなら試合直後にやって欲しかった。そしてFEGも、何の効力も無い「厳重注意」ではなく、最初からイエローカード(=罰金)とか実効性のある処分を出しておけば良かったのではないかと。大ごとになった分、かえって処分も軽く済ませられなくなったのでは。「厳重注意」はもう使えないし。もし出場停止が課せられて3月の川尻戦が流れてしまったらあまりにももったいない。
SRCとDREAMとの協調体制に影響が出ないか心配。青木側から発表があると聞いているということは、すでに水面下では交渉があったようだが。
※追記:すでにFEGには通達済みで、意見書も送付の予定が無いマスコミ向けのものとのこと。
http://gbring.com/sokuho/news/2010_01/0107_src_01.htm

この意見書は主催者(FEGなど)に送付する予定はなく、すでに団体・主催者に抗議はしているので「何らかの発表あると聞いているので、その発表内容を見て対応を決めたい」と言う。どこまでの処罰を求めるかに関しても「向こうの団体にお任せしたいと思います」とした。

しかし通達済みならこうやって記者会見で大ごとにしなくてもいいのに。外堀を埋めてプレッシャーをかけているのか。
渦中の青木は明日のトークイベント「格闘秘宝館」に出演予定だったが、発熱のため欠席とのこと。
http://d.hatena.ne.jp/aohoshi/20100107#1262833210

明日の格闘秘宝館 vol.8 新春スペシャル!にご登場予定だった青木真也選手ですが、発熱による体調不良のため、大事をとって出演を延期させて頂くことになりました。

代わりに郷野が出演。
「体調不良」となっているが、タイミング的に周りに止められたんじゃないかと。トークショーで口が滑ってまたNGワードを出してしまったら、後でやる予定の謝罪会見にも修正が必要になってしまうし。以前、PRIDE消滅の時に、前田HERO'Sスーパーバイザーが「ざまあみろ」と発言をしたのを谷川Pが謝罪したのに、トークショーでまた「ざまあみろ」と言っていたことがあったが。思った通りのことがしゃべれないなら面白さも半減だし、偉い人の判断でストップになったとしても仕方がないか。