http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100316-00000003-spnavi-fight
シドニー五輪柔道男子８１キロ級金メダリストの瀧本誠がプロ格闘家を引退した。
瀧本が所属する事務所「ジェイロック」の國保尊弘代表が、１６日に都内で行われた会見で明かした。今後は柔道の指導員として後進の育成にあたる。
出場を予定していた「吉田秀彦引退興行〜ＡＳＴＲＡ〜（４月２５日・日本武道館）」も欠場する。
引退試合も無く突然の引退表明。
瀧本のベストバウトはPRIDE最終興行となったPRIDE34でのゼルグ・“弁慶”・ガレシック戦。弁慶の咬ませ犬という見方もされていた瀧本だったが、弁慶の鋭い打撃を受けながらも腕十字で初の一本勝ち。戦極ではウェルターに落としてから（内容は良くなかったが）2連勝で、分裂さえなければ大晦日にダンホンとタイトルマッチが組まれていたかもしれない。
まだ35歳。コメントを聞いていても、もともとそんなに総合格闘技に思い入れがない気はしていたが、ASTRAは駒不足で一人でも多くの選手が欲しかっただろうし、けじめの1試合くらいはやって欲しかった。
