カードはこちら。
http://www.pancrase.co.jp/tour/2010/0404/index.html
当初予定されていた川村の参戦がなくなって、あまり華がないカードに。
メインは大石vsISAOのライト級挑戦者決定試合。ISAOはプロ無敗。思い切りの良いパウンド・踏みつけが武器で、ここまでローブローで反則勝ちとなった以外は全てKO勝ち。実質的なデビューは去年のネオブラなので、キャリアわずか1年でタイトル挑戦権争いまで上り詰めている。反面、キャリアの浅さはどうしても否めない。特にレスリングが強い相手との対戦は初めて。いきなり大石とはちょっと家賃が高いか？メインで、試合後の坂口征夫引退式に華を添えるためにも、いい経験では終わらせたくないだろう。
他に注目はウェルター級に落とした佐藤豪則＆KEI山宮。特に山宮は37歳になって大学生以来という大減量を行った。お互い骨格的にはベストの階級だと思うが、ミドル級時代と同じ動きができるかどうかが勝敗を分けそう。
第2試合の江泉は王者決定戦から3連敗中。前回は反則減点による敗戦だが、もう後が無い。久々に最軽量級とは思えないKO劇を見せて欲しいところ。
第1試合に出場するジョナサン・ゲーリーは、計量でなんと5kgもの体重オーバー。5kgってひどすぎるだろ。結局当日再計量になったが、果たしてちゃんと落とす気があるのか。相手のエリヤも坂口道場で、おそらくどれだけ不利な状態でも試合を断ることがないだろうというのを見越しての故意犯じゃないか。
本戦は7試合だが、第1部としてネオブラ13試合が組まれている。ネオブラと言っても、最近本戦で活躍している選手も出ているし、扱いとしてはプロの試合。江泉にも勝ったことがある坂口道場の佐藤将光（バンタム級）、昨年準決勝で涙を飲んだ稲垣組の富田浩司、予選をすべて1本勝ちで勝ち上がったワッサン相原（ともにフェザー級）、エリヤを秒殺KOした平山敬悟、本戦2連勝中の太田純一（ともにライト級）あたりが注目選手。
明日は会場から速報します。
TV中継は1週間後にSAMURAIで。しかし全20試合では、ネオブラはダイジェスト扱いか。大阪大会のゲートの試合がYouTubeのチャンネル・CYBER MEDIA TVにアップされている（CYBER MEDIA TV ）けど、どうせTV中継に乗らないなら、ネオブラの試合はYouTubeで流して欲しい。
http://www.youtube.com/user/CYMEDIA1#p/u/11/yqfRKPvPdAY
