格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC114予想と展望

カードはこちら。
http://www.ufcjapan.jp/card.php?belong=1&eid=00033
ホジェリオvsグリフィンが流れなかったらかなりの好カードだったが。グリフィンの代役はUFC3勝1敗のブリルズ。戦績は全て前座で、メインカードは初めてなので、ホジェリオにとっては前回のルイス・ケインよりはずっと楽な試合。
メインは半年遅れのTUFコーチ対決・ランペイジvsエヴァンス。ランペイジが役者転向で一度総合引退したが、突如カムバックして対戦が実現した。WOWOWで今放送中のTUF10を見ても、ランペイジとジャクソンはかなり激しく罵り合っている。ランペイジUFCではKO勝ちか、あまり元気がない試合での判定決着かのどちらかで波が大きい。この試合もランペイジのテンションに左右されそう。1年2ヶ月のブランクは大きいと見てエヴァンスの判定勝ち。
セミはミドル級。前回ヴァンダレイに負けたビスピンと、ソネンとマイアに連敗中のダン・ミラーの対戦。ミラーはここで負けたらリリースの可能性が高いので、格上のビスピン相手でもなんとか食らいつきたいところ。
セミ前のヘビー級戦は、“UFC最速7秒KO男”トッド・ダフィーvs“やれんのかオープニングマッチを飾った男”マイク・ルソー。ダフィーはシェイン・カーウィン並にここまで全試合KOで勝ってきている(6戦6勝)が、UFCではまだ2戦目。PRIDEでのハリトーノフ戦以外負けなしのルソーは実力測定に丁度いい相手。
前座ではキム・ドンヒョンが出場。日本人が全員スイープされてしまったウェルター級で、4戦して負けなしの戦績を残している(3勝1NC。カロ・パリジャン戦は判定負けだがパリジャンが薬物チェックにひっかかりノーコンテストに)。ただ、最近は勝ってもギリギリの試合が続いている。ドンヒョンは11ヶ月ぶりの試合だが、休んでいる間にレベルアップしていないと、タイトル戦線までたどり着くのは難しい。相手はTUF7の優勝者のアミール・サダロー。
PPV前に行われるドンヒョンvsサダローとエフレイン・エスクデロvsダン・ローゾンの2試合は、オフィシャルで無料中継される模様。30日の午前10時より。しかし、オフィシャルの動画ページは画面右端が切れているような気がするのだが。試合当日までに直るんだろうか。
日曜日10時より速報します。
また、日本時間29日・30日の早朝5時には、UFC FAN EXPOでスペシャグラップリングマッチも行われる。五味と宇野の試合は30日午前5時くらいから。