格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★泉がレスリングでオリンピック出場宣言

http://hochi.yomiuri.co.jp/battle/news/20100717-OHT1T00284.htm

レスリングのトレーニングを終えた泉は汗だくになりながら「狙ってますから。マジで狙う」と、総合格闘技も続けながらレスリングで五輪出場を目指すと宣言した。柔道トップ選手のレスリング転向はまれで、昨年、柔道から総合格闘技に転向して練習の一環でレスリングを取り入れたのがきっかけになり、本気で取り組むようになった。階級は柔道の現役時代に近いグレコローマン96キロ級が有力。当面の目標は来年の全国社会人オープン選手権大会出場で、その先にロンドンを見据える。

過去には高田延彦レスリングの大会に出場宣言をしている。下記は日本レスリング協会のページ。
http://www.japan-wrestling.org/NEW01/023.html

プロ格闘家の高田延彦(38=高田道場)がレスリングに挑戦する可能性が出てきた。同選手は、新日本プロレスを経て、現在、バーリトゥードを中心とした格闘家としてファイトしているが、少年少女レスリング・クラブ「高田道場」の代表でもある。同道場には、中大レスリング部OBの桜庭和志日体大レスリング部OBで昨年のフリー130kg級全日本王者の今村雄介がいる。

早ければ7月に予定されている全日本社会人選手権のグレコローマン130kg級へ出場を考えているとのことだが、マスコミ先行の部分もあるようで、時期については熟考中。いずれにしても、近い将来、レスリングの大会に出ることは間違いないようだ。

結局、近い将来にもレスリングの大会に出ることはなかったが、レスリング協会はPRIDEとも関係が深かったので、根拠があるニュースだったのだろう。
スポニチより、ロンドン五輪出場までの道程について。
http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2010/07/18/01.html

レスリング・ロンドン五輪への道 レスリング男子の各階級出場枠は19。来年9月の世界選手権(トルコ・イスタンブール)で上位5位までの6選手がまず、五輪出場枠を獲得する。それ以外は12年3月に北京で開催されるアジア予選、4、5月に予定される2度の世界予選で配分される。日本が世界選手権で出場枠を確保した場合、泉は来年の社会人オープンで優勝するか強化委員会の推薦を受けて12月の全日本選手権に出場し、優勝した上で、12年5月の全日本選抜でも優勝すれば五輪代表。出場枠を確保できていない場合は、同様に全日本選手権に出場し優勝した上で、アジア予選などに出場し、自らの手で枠を確保することが条件となる。

まず日本が五輪出場枠を取らないと、国内で勝つだけではオリンピックには出場できない。
レスリングテクニックは総合でも必要だし、経験でレスリングの大会に出るのもいいが、総合を続けながらオリンピック出場までも目指すのは、さすがに無理だろう。元レスリングエリートのKIDですら、総合は休止してオリンピックを狙っていたというのに。