TUF10決勝でロイ・ネルソンには敗れたが、その後2連勝中のシャウブ。前座戦線ながら、いずれも1分前後でKO勝ち。ゴンザガは最近ではシェイン・カーウィンやドス・サントスに負けてる。タイトルから一歩下がったポジション。
打撃ではやはりシャウブ有利。打撃戦に応じるが、顔面をパンチがかすめて顔を背けるゴンザガ。シャウブのジャブ2発からの右の大砲に合わせてタックルに入ったゴンザガ。いいタイミングだったが、シャウブは切って離れる。ミルコを倒したハイキックを放つがガードされる。残り30秒で、パンチの撃ち合いでちょっとぐらついて後退するゴンザガ。シャウブラッシュ。ホーン直前にパンチで尻餅。1Rはシャウブ。
ちょっと息が上がっているゴンザガ。ゴンザガはローから突破口を開こうとする。いいローが3発ヒット。シャウブはカットしてない。しかし、ローを放った際に足が引っかかり、倒れてしまう。すかさず距離を詰めたシャウブがパンチ連打。なんとか凌ぐゴンザガ。ちょっと見合いになるとすかさずブーイングを送る観客。ブーイングに押されるように前に出てきたシャウブ。パンチで攻勢。バックステップで距離を取って逃げるゴンザガ。ローを入れていくゴンザガだが、シャウブが距離を詰めてラッシュ。ゴンザガ、またもハイキックを放つがヒットせず。ホーン。北米はローの評価が低いことを考えると、2Rもシャウブか。
シャウブが虚をついたタックルに入るががぶられる。すぐに距離を取って離れる。ゴンザガがちょっと前に出てきた。シャウブは守りに入ったか？攻めてこない。距離を取ってカウンター狙い。ローを入れていくゴンザガだが、即効性はない。残り1分。倒さなければ勝てないはずのゴンザガも倒しに行かない。ゴンザガも2R取ったと思っているのか？ブーイングが大きくなる。残り10秒の合図と同時にパンチからタックルに行くシャウブ。がぶったゴンザガがバックに回りチョーク。しかしタイムアップ。
勝利をアピールするゴンザガ。そんなことをする余裕があるなら、試合中にもっと攻めたら良かったのでは。2Rは微妙なのだからどちらも勝手に自分が取ったと判断できないはず。
3者30-27でシャウブ勝利。ゴンザガ、特に不満な様子も見せずにシャウブの勝利を讃える。
シャウブ勝ったが、最近の駄目なタイプのUFCの試合。2Rまで取ったと思ったら安全策に切り替えてしまう。ゴンザガも負けを認めているくせにガッツポーズは不要。試合後のガッツポーズがジャッジに影響するなんて都市伝説では。だいたい1，2R取られてるんだから、最後だけアピールしたところで意味がない。負けているのが分かっているならリスク覚悟で倒しに行って欲しい。
