格闘技徒然草

MMAを中心とした格闘技情報&観戦ブログ

★UFC123予想と展望

カードはこちら。

<ライトヘビー級/5分3R>
ランペイジ・ジャクソン:205ポンド(92.9キロ)
リョート・マチダ:205ポンド(92.9キロ)

ウェルター級/5分3R>
マット・ヒューズ:169ポンド(76.7キロ)
BJ・ペン:169ポンド(76.7キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェラルド・ハリス:185ポンド(83.9キロ)
マイケル・ファルカォン:185ポンド(83.9キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
フィル・デイビス:205ポンド(92.9キロ)
ティム・ブティッシュ:205ポンド(92.9キロ)

<ライト級/5分3R>
ジョージ・ソティロポロス:155ポンド(70.3キロ)
ジョー・ローゾン:155ポンド(70.3キロ)

先週の122とは打って変わって豪華なカードが並んだ123。なにしろ前座の第1試合にタイグリが出場する。122ならメインカード級
メインはLYOTOvsランペイジUFC元王者対決。勝者は次期ライトヘビー級挑戦者になると(正式決定ではないが)言われている。とは言え、ショーグンvsエヴァンスが来年の春以降のため、挑戦が実現するの早くても来年の夏になるが。
LYOTOにとってはショーグンに始めて黒星をつけられて以来の再起戦。ランペイジエヴァンス戦での敗戦以来の試合となる。LYOTOはショーグンとの2連戦ではムエタイスタイルの打撃に対する弱さが見えたが、ランペイジが相手なら相性は悪くない。ランペイジエヴァンス戦では一時引退した際のブランクを感じさせる部分もあったが、今回は心配ないだろう。ランペイジは打撃よりテイクダウンを狙って行くかもしれない。テイクダウンが取れるかどうかがポイント。予想はスタンドで優勢になったLYOTOの判定勝ち。
セミはBJペンウェルター級復帰戦。エドガーとの2連戦では力負けというよりは、エドガーの巧さを前に力を封じられたペン。UFC殿堂入りファイターにしてUFC最多勝記録保持者のヒューズとは3度目の対戦。1度目はライト級からの転向初戦で、当時パウンド・フォー・パウンドと言われていたヒューズからまさかの金星奪取。2度目はペンのUFC復帰2戦目。後半スタミナ切れしたペンがKO負けしている。
ヒューズは一時連敗で引退も噂され、本人ももうタイトル戦線には絡まずレジェンドとの意味のある対戦のみにしたいと発言している。前回はヒカルド・アルメイダをがぶりチョークで絞め落とし健在ぶりを見せたが、その前のヘンゾ戦はかなりグダグダだったし、現役バリバリのペンが相手ではさすがに厳しいのでは。もっともレスリングの強さは健在なので、簡単にはテイクダウンはされず、スタンド勝負なら体格差もあってわからない。ペンが一本・KOで勝つとしたら序盤で一気に決めた場合で、2R以降になれば判定になるのでは。ペン判定勝ち。
他、次世代レスリングモンスター・フィル・デイビスのPPVメインカードデビュー戦や、10th Planet柔術ジョージ・ソティロポロスなど、メインセミ以外にも注目カードが揃っている。
明日昼12時より速報します。